Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

島根再訪 2 美保関

2012-11-23 00:29:37 | 国内旅行
11月15日 続き

境水道を渡ってやって来たのは島根半島の突端にある美保関。

 米子空港に着陸寸前の飛行機から、今夜の宿泊地がよく見えた。

もう夕方も遅いので、到着早々、宿にも寄らずにまずはお寺に仏像見物に。
  
仏谷寺と言うこちらのお寺、本堂は小さいが1200年の歴史があり、後鳥羽上皇や後醍醐天皇が隠岐に流された時には滞在したという由緒あるお寺なんだそうだ。

そんな由緒にふさわしく、本堂の向かいにある大日堂には重要文化財指定の仏像が5体。
    
どれも平安初期の一木造の立派なものだが、姿かたちにいささか統一性がないのはどうやら戦国時代の戦乱を逃れて別々のお寺から集められたものだからのよう。

同じ境内には八百屋お七の恋人、吉三の墓なんてのもある。
 江戸で放火をして処刑されたお七は実在したようだが、さて吉三は実在したのか。

仏谷寺の門を出ると昔ながらの狭い路地は石畳が敷き詰められていい感じ。
  

この路地には小さなお醤油屋さんがあって、樽の並ぶ店内を覗かせてもらうとぷ~んと醤油のいい香りがする。
  
  
そのちょっと先にはここのお醤油を小売りしているきれいな売店があったので、こちらでつゆとポン酢をお買い上げ。

そしてようやくチェックインした今夜の宿は小さな漁港の正面に建つ旅館・美保館。
  
風情ある旧館がすてきだがこちらは朝食会場にのみ使われているようで、お泊りはその隣の鉄筋のビル。
  
部屋の正面に港が広がって、とても景色がいい。

 無色透明、無味無臭の温泉もこの景色を見ながら入浴すればいい気持ち。

さっぱりしたところで今回のツアーの皆さんと合流してお夕食。
 
漁港の目の前の宿なので期待通りお魚三昧。特に生の紅ズワイガニが味噌まで甘くておいしかった~。

 懐かしの先割れイチゴスプーンで盛り上がって、オタクツアーは明朝から始まる。


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コメント (2)
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