2013年8月4日より19日まで タジキスタン周遊の旅
8月4日
今回は久しぶりにS社のツアー、「パミール・ハイウェイとワハーン渓谷」に参加。
定員9名のツアーに女性6名、男性2名、全員一人参加は辺鄙な行先ならでは。
まずは13:30、ソウル行きアシアナ航空に搭乗。
アメリカでの事故の影響で機材が小さなA320に変更になってしまったとやらで、チェックイン・カウンターのお姉さんは「オーバーブッキングなんです」と泣きそうな顔。
機内はどこかの専門学校生だろうか、若い女の子たちでキャピキャピ満杯。
ソウルまではわずか2時間半なので、パーソナル・モニターもない座席で機内食。
白身魚の揚げ物は味が薄いが、チューブ入りコチュジャンをつけるとちょうどいい。
アシアナのコチュジャン、辛すぎずにうまい。
ソウルからタシケントへはまたアシアナで飛ぶが、乗り継ぎ1時間半に出発が30分遅れ。
空港内をうろちょろしていたら
王様と王妃様のご一行が。
韓国、サービスのツボを押さえている。
ソウルからウズベキスタンのタシケントまでは7時間半。
なのでまずは夕食の機内食。
今度は「プルコギ」を選択したが、まるでビーフシチューみたい。
楽しみにしていたビビンバはアメリカやヨーロッパ行きの長距離じゃないと出ないらしい。残念。
これをいただきながら少ない選択肢の中から映画を一本。
「42 ~世界を変えた男~」は日本では11月公開予定の新作映画。
1947年、アメリカ・メジャーリーグに初めて黒人選手を入団させたGM、ブランチ・リッキーと選手、ジャッキー・ロビンソンの話。
でジャッキーがチームメイト、対戦相手、観客からの差別にも負けずにがんばり、やがて少しづつ認められて受け入れられる、というストーリーは予想通り。
おもしろいのは老齢のGMをハリソン・フォードが演じていることで、71歳の実年齢らしい役を演じるとは珍しいが、久しぶりにがんばっている。
まだ黒人差別が当たり前だった40年代、なぜ反対を押し切って黒人選手を登用したかについては映画の中では「実力があるから」程度しか語られず、ここはかなり物足りない。ウィキには黒人中流層の成長を見越したマーケティング戦略だったとあり、これが本当だとすれば面白いが、リッキーの「善人ぶり」が弱くなるか。
いずれにせよ、アメリカの野球映画にはずれなしは今回も実証され、傑作とは言わないが気持ちよく見られる良心的な映画。
たった60年前、アメリカの人種差別はこんなに露骨だったということを思い出させるだけでも今こういう映画を作る意味はあるだろう。
そうこうしているうちに着陸前の軽食配布。
パンが黒パンなのがロシア経済圏に入った印か。
そして現地時間21:30、無事にタシケント到着。
この空港に降り立つのは15年ぶりだが、以前の記憶はあまりない。
ボーディングブリッジなどなかったのは確かだから、さすがに空港も大きくなっているのだろうか。
入国審査、荷物の受け取り、通関で空港を出るのに1時間半。
荷物カート一つを借りるのにこんな券売機でトークンを買い、返金のためにはまた外のカウンターに行かなければならないという非効率さ。中央アジアに来たぞ。
夜も遅いのですぐ迎えのバスに乗り、タシケント市内のホテルへ。
15年前は各階に鍵番のおばさんが座り、枕は巨大な正方形のソ連式だったが、今はごく普通のホテル。
寝についたのは日本時間では朝の5時。
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8月4日
今回は久しぶりにS社のツアー、「パミール・ハイウェイとワハーン渓谷」に参加。
定員9名のツアーに女性6名、男性2名、全員一人参加は辺鄙な行先ならでは。
まずは13:30、ソウル行きアシアナ航空に搭乗。
アメリカでの事故の影響で機材が小さなA320に変更になってしまったとやらで、チェックイン・カウンターのお姉さんは「オーバーブッキングなんです」と泣きそうな顔。
機内はどこかの専門学校生だろうか、若い女の子たちでキャピキャピ満杯。
ソウルまではわずか2時間半なので、パーソナル・モニターもない座席で機内食。
白身魚の揚げ物は味が薄いが、チューブ入りコチュジャンをつけるとちょうどいい。
アシアナのコチュジャン、辛すぎずにうまい。
ソウルからタシケントへはまたアシアナで飛ぶが、乗り継ぎ1時間半に出発が30分遅れ。
空港内をうろちょろしていたら
王様と王妃様のご一行が。
韓国、サービスのツボを押さえている。
ソウルからウズベキスタンのタシケントまでは7時間半。
なのでまずは夕食の機内食。
今度は「プルコギ」を選択したが、まるでビーフシチューみたい。
楽しみにしていたビビンバはアメリカやヨーロッパ行きの長距離じゃないと出ないらしい。残念。
これをいただきながら少ない選択肢の中から映画を一本。
「42 ~世界を変えた男~」は日本では11月公開予定の新作映画。
1947年、アメリカ・メジャーリーグに初めて黒人選手を入団させたGM、ブランチ・リッキーと選手、ジャッキー・ロビンソンの話。
でジャッキーがチームメイト、対戦相手、観客からの差別にも負けずにがんばり、やがて少しづつ認められて受け入れられる、というストーリーは予想通り。
おもしろいのは老齢のGMをハリソン・フォードが演じていることで、71歳の実年齢らしい役を演じるとは珍しいが、久しぶりにがんばっている。
まだ黒人差別が当たり前だった40年代、なぜ反対を押し切って黒人選手を登用したかについては映画の中では「実力があるから」程度しか語られず、ここはかなり物足りない。ウィキには黒人中流層の成長を見越したマーケティング戦略だったとあり、これが本当だとすれば面白いが、リッキーの「善人ぶり」が弱くなるか。
いずれにせよ、アメリカの野球映画にはずれなしは今回も実証され、傑作とは言わないが気持ちよく見られる良心的な映画。
たった60年前、アメリカの人種差別はこんなに露骨だったということを思い出させるだけでも今こういう映画を作る意味はあるだろう。
そうこうしているうちに着陸前の軽食配布。
パンが黒パンなのがロシア経済圏に入った印か。
そして現地時間21:30、無事にタシケント到着。
この空港に降り立つのは15年ぶりだが、以前の記憶はあまりない。
ボーディングブリッジなどなかったのは確かだから、さすがに空港も大きくなっているのだろうか。
入国審査、荷物の受け取り、通関で空港を出るのに1時間半。
荷物カート一つを借りるのにこんな券売機でトークンを買い、返金のためにはまた外のカウンターに行かなければならないという非効率さ。中央アジアに来たぞ。
夜も遅いのですぐ迎えのバスに乗り、タシケント市内のホテルへ。
15年前は各階に鍵番のおばさんが座り、枕は巨大な正方形のソ連式だったが、今はごく普通のホテル。
寝についたのは日本時間では朝の5時。
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