Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

19年夏の台湾 6 福隆

2019-07-11 17:51:52 | 東アジア

6月24日

同室の友人は早朝の便で帰国したので本日は一人。

今日はあいにくの雨だけれど
 台北大橋からは相変わらずバイクが湧くように降りてくる。

今日も台北駅へ行き、今度は台鉄のホームに降りると、今度は男性たちがぺったりと床に腰を下ろして電車を待っている。
 
自分が乗り込むのはこちらの各駅停車。

島の北を回って東海岸に向かう列車に乗っていると
 
面白い形の橋がいくつも見えて
 最近は猫村で売り出している猴硐駅では猫注意の看板発見。

1時間半でやって来たのは福隆と言う駅。
  
  
いかにも田舎の駅だが、ここは海水浴場で有名だそうで
 
駅前にはわびしいながらそれなりに店が並んでいる。

この駅前から5分ほど行くと大きなリゾートホテルが見えて
 
ビーチに入るにはここで100元のチケットを買わないといけない。

 
入ると大きな橋がかかっていて、下を流れる川では雨にもかかわらず子供たちがカヌーの練習をしている。

そしてその先の砂浜に目指す会場を発見。

こんな天気の日にわざわざビーチに来たのはさすがに泳ぐためではなく、ここで毎夏「サンドアート・フェスティバル」が開かれていると聞いたから。

 近づいてみるとビーチにはボードウォークが作られていて
 
今年のテーマはギリシャ神話なのだろうか、それらしき砂の像が作者の名前付きで並んでいる。

 
なんだかよくわからない像もあるが
 
環境保護テーマはわかりやすい。
 これもわかりやすいスポンサー様の像。

と、小規模ながらもなかなか力作ぞろいなのだが、雨はともかく傘が役に立たないほどの風が吹いていて最悪のコンディション。
這う這うの体で駅前に引き上げて、行きがけに目を付けていたお店へ。

  
「石花凍」が名物らしいこちら、店頭で売られているものを見るとてんぐさのことらしい。
そこでこの石花凍とマンゴーのかき氷を頼んだら、これが80元(300円弱)で甘いマンゴーがてんこ盛り。寒天もくずきりのようにフルフルで、これはおいしい。

しかし雨なのにこの福隆まで来たのは実はサンドアートのためでも、このかき氷のためでもない。
実はこちら、池上、關山とともに「台湾3大駅弁」と呼ばれていて、前者2つはすでに食べているので、3つ目を制覇しに来たわけ。

こちら、駅での立ち売りはないのだが
 
駅の目の前に2軒のお弁当屋さんが向かい合わせにあり
 ビーチに出る手前の大通り沿いにも3軒が並んでいる。

駅前の店には見ている間にも車で乗り付けてお弁当を買っていく人が次々にやって来るが
 
今回はあえて大通り沿いの「福隆月台弁当」にしてみた。

 
お弁当は卵とわかめのスープ付きで65元(約240円)と池上、關山よりさらに安い。
 
にもかかわらず結構な厚みのお肉ががっつり入り、煮卵も丸々一個入ってCP抜群。
次の列車が来るまでのホームでいただいて大満足。

3つ食べ比べた結果はやっぱりお米のおいしさ、ご飯に合うおかずの味付けで池上弁当が一番だと思ったが、ご飯におかずの味が染みる台湾の駅弁は大好き。
ここまで運賃もたった83元なのだから、台湾はお金をかけずに楽しめていい。


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コメント (2)
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