Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

19年夏の台湾 7 礁渓温泉

2019-07-12 19:27:17 | 東アジア

6月24日 続き

昼過ぎの列車で東海岸をさらに先へ。
 この辺りまで来ると車内もガラガラだ。

線路は海沿いを走って天気が良ければ景色の良い所だが
 
途中インド風の大きな建物があって驚く。モスクか、まさかシーク教の寺院?

35分の乗車でやってきたのは礁渓。
 
ここには温泉があるので8年ぶりにここで一風呂浴びて帰ろうと思ったわけで
 
駅前の通りは以前のまま。温泉キャラクターが増えたぐらい。

ところが先へ進むと真新しいビルがたくさんできていて、さらにガンガン建設中。
 
どれも高級そうなリゾートホテルやマンションらしく、ここは熱海のようになりつつあるのだろうか。

こじゃれた一軒のフロントで聞いてみると立ち寄り湯はやっていないと言うし、高級そうなところは高いだろうし、ということで以前はなかった礁渓温泉公園へ来てみた。
 
入ってすぐに足湯があって、雨が吹き込む中でも大勢の人が座っていたが
 
公園の奥、蓮池の向こうには森林風呂という日帰り入浴施設があるのでそちらへ。
 
入浴料は80元、20元のロッカー完備。
ここは裸で入れるが、キャップをかぶらなければいけないのは台湾の温泉のお約束。

 中は広くて、浴槽がいくつもあるが、浅くてぬるいお風呂ではおばちゃんたちが元気におしゃべりしてにぎやか、お湯もなまっている感じであまり気持ち良くない。
木屋湯と名付けられた浴槽が深くてお湯の鮮度も一番いいが、無色透明の炭酸ナトリウム泉は43℃ほどあるのであまり長湯はできない。

そんなわけであちらの浴槽、こちらのお風呂と出たり入ったりしながら1時間。
しかしお風呂としては以前に入った「湯園風呂」の方が良かったような気がする、もう8年経っているので今はどうかわからないが。

お風呂から出て公園を突っ切ればすぐにバスターミナルがある。
 
コンビニやちょっとした土産物屋もあるこちらから台北行きの首都客運のバスに乗車、96元。
 
バスの座席は普通列車より良く、WiFiも完備。
 
山の下をトンネルで抜けて、1時間ちょうどで台北の市庁舎下のバスターミナルに着いた。

ホテルへ戻り、今夜は一人なので近くの食堂へ。
 
宣蘭にいたのにわざわざ台北に帰ってから食べるのも何だが、こちらは宣蘭ねぎを使った小籠包の店。
左側の厨房で日本語を少し話すおばちゃんに注文票を渡すと、番号札を渡されるのでそれを持って右側の食堂で席に着く。
 こちらには甘いお茶や食器類がセルフで用意されているので待っていると
 「待たせてごめんねえ」と蒸したての小籠包が登場。スープもしっかり入ってネギもいっぱい。皮はちょっと厚めだけれど、8個で80元(約300円)と超庶民価格。
 
他に茹でたブロッコリーとへちまとハマグリのスープを頼んだら煮卵はサービスしてくれた。
〆て160元の夕食だが、ここには野菜と焼肉などのワンプレート定食もあって、そちらなら80元でしっかり一食食べられる。周りのテーブルでは定食を食べている人が多くて、まさに町の食堂。

食後は食器も自分で片づけて、ごちそうさまでした。


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コメント (2)
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