7月11日
鶴雅リゾートの朝食は一人に一つお釜で炊いたご飯付き。
ご飯の友はイクラよりも筋子がおいしい。
8時にホテルを出発して、10時に大雪湖に到着。
このダム湖からは未舗装の道に入り、30分ほどで大雪山の入り口の一つ、銀泉台の駐車場に到着。
途中では行きかう車もなかったが、土曜日のためこの駐車場はすでに満杯。
どうにか車を停めて本日案内してくださる大雪山倶楽部のガイド氏と合流。
事務所脇のおいしい湧き水を汲んで、11時に出発。
今日行くのは赤岳登山口からコマクサ平まで、標高差360m、距離5㎞のコース。
大雪山には全部で300㎞もの登山道があるそうで、我々が行くのは地図上の現在地からほんのわずかの所だ。
歩き出してすぐに雪の残った所があり、北海道ではフキノトウは食べない、なんて聞きながら歩くとすぐに道は登りになって、この後はひたすら登り道。
花の旅なのでガイド氏は次々と花の名前を教えてくださり
チングルマの群落や
沢山咲いているイソツツジ
似ているけれどもっと小さなマルバシモツケなどを見ながら行く。
聞いたのに覚えていなかった(すいません )ものは調べてみた。
左上から時計回りにホソバイワベンケイ、チシマヒョウタンボク、チシマキンレイカ、カラマツソウ、ハクサンチドリ
ミネズオウ、ヨツバシオガマ、リンネソウ
コケモモ、アオノツガザクラ、イワヒゲ、ジムカデと釣鐘型の花は特にかわいい。
歩き始めて1時間ほどで見晴らしのいいところに出た。
赤い矢印の所が駐車場なのでもうずいぶん上ってきた。
御覧の通り、車がいっぱい。
やがて雪渓を渡る所が出てきて
最初のここは心配なかったが
2番目のここは足を滑らせたら遥か下まで滑り落ちそうで
3か所目はまるでスキー場みたい。ここは上りはよかったが下りは怖かった。
奥の平には背が低いキバナシャクナゲがいっぱいで、ここを過ぎてもうちょっと上ると
標高1842mのコマクサ平に到着。ここまで出発から1時間40分。
低い雲が下りてきて次第に周りが白くなり、赤岳は見えないが雨にはならなくてよかった。
整備された登山道の両脇には名前の通りコマクサがいっぱいでまさに見ごろ。
さすが高山植物の女王は独特できれい。
他にもキバナシオガマやイワブクロが咲いているのを眺めながら
持参したお弁当でお昼。
本当に最高のタイミングで来られた、とホクホクしながら来た道を慎重に下りて、駐車場には15時に帰着。
脚はちょっと疲れたけれど標高が低いので楽だったし、ガイドさんも楽しかった。
ここからは山をぐるっと回って、17時半に旭岳温泉のホテルに到着。
今回の添乗員氏は山に登って車を運転して大活躍。お疲れさまでした。
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