7月12日
旭岳温泉での宿泊先は「ホテルベアモンテ」。
ここの温泉は含正苦味食塩石膏泉という珍しい泉質なのだそうで
(写真はHPから)
無色透明無味無臭と言いながらかけ流しのお湯はちょっとハーブ(?)のような香りがして、前日の温泉にがっかりした後なので内湯も露天も気持ちよく楽しませてもらった。
夕食も朝食もなかなか充実したビュッフェでおなかも満たしていただき
周りの景色は霧の中だけれど
ホテルから目と鼻の先の乗り場から8時20分のロープウェイに乗る。
駅の左、白い屋根が宿泊したホテル。乗車10分で姿見駅に到着。
気温12℃が今は恋しい。
駅の前には雪が残り、遊歩道が伸びている中をハイキング開始。
本日も昨日のベテランガイド氏が同行してくださり
昨日に輪をかけて満開の花の中を歩く。
花の種類はおなじみになったものばかりだけれど、いくら写真を撮っても飽きない。
やがて見えてきたのが姿見の池。ここに映るはずの旭岳は残念ながら雲の中だけれど
盛んに上がる噴煙はしっかり映っている。
鏡池というもう一つの池の先へ行くと
そこは辺り一面チングルマやエゾツガザクラでいっぱい!
こういう所をアイヌ語で「カムイミンタラ」と呼ぶそうだが、「神々の遊ぶ庭」と言う言葉の通りだ。
途中、同行者が目ざとく胸の赤い鳥を発見。
これはノゴマという鳥だそう。
こんな具合にゆっくり歩いて、11時にロープウェイで降りてお世話になったガイド氏とはお別れ。
最後においしい湧き水を汲ませていただいて、大雪山のハイキング終了。
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