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壱岐・対馬の旅 5 郷ノ浦の夜

2020-11-04 13:17:14 | 国内旅行

10月20日 続き

壱岐2日目の夜、今夜の夕食は宿ではなく、郷ノ浦の街中のお店。
郷ノ浦は壱岐で一番大きな町だが、暗くなってから訪れると歩く人もなく寂しい。

 選ばれたのは「味よし」という和食のお店。
テーブル席が4つ、奥にお座敷のある店で生うに丼ののぼりが出ているがお昼に食べたばかりなので
 お刺身に天ぷらの定食。
壱岐に来る観光客はたいていは1泊だけ、宿の外で食事をすることはほとんどないのでちょっと大人数になると入れる店もないらしい。

食事を終えた後はまた出かけたい所がある。
地図を見ると歩けそうな距離だがどうだろう、と添乗員に相談すると、今夜は貸切だったお店のイケメン主人がなんと車で送ってくださるという。

そこで土産物屋に行くというツアーの皆さんとは別れ、ありがたくご主人の車で出発すると辺りは真っ暗。やっぱり送ってもらってよかった~。

5分ほどで到着したのは「いき湯川温泉」という日帰り入浴施設。
 
「携帯は持ってますか?タクシー会社の番号はわかりますか?」と心配してくださるご主人にお礼を言って、受付へ行くと
 
錆びだらけで哀愁漂う券売機。入浴料600円の券を受付の女性に渡し、のれんのかかったお風呂へ。

入ると下足入れと小さな貴重品ロッカーがいくつかあって、その奥が脱衣場。
2,3人いたおばちゃんたちが愛想よく「こんばんわ」と挨拶してくれる。
壱岐で感心したのは道ですれ違った中学生もちゃんと挨拶してくれること。
挨拶ってこんなに気持ちいいことだったんだ、と改めて思う。

ちょうど人のいない浴室に入るとL字型の浴槽の周りはかわいいステンドグラス風。
  
 ふくよかな女性の足元から出るお湯は黄色がかって少し塩味。ナトリウム‐塩化物・炭酸水素塩泉と分析表にあるお湯は40℃ほどの適温で、入っているとお肌がつるつるする。
昨夜の山口温泉も良かったけれど、こっちのお湯はもっと好きかも。

ゆっくり入っているうちにお客さんが増えてきて、聞こえてくる話からすると旦那さんが早々と寝てしまってから入りに来たというから漁師の奥さんたちだろうか。

1時間ほども入らせてもらって、タクシーを呼ぶと5分ほどですぐ来てくれた。
宿まではちょうど1000円でまたも地域共通クーポンを活用。

郷ノ浦の「夜遊び」はこんなもん。


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コメント (4)
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