Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

初めての東京スカイツリー

2020-11-05 18:31:46 | 国内旅行

我が家の窓からは遠くに小さく東京スカイツリーが見える。
完成から12年、ひょんなことから無料招待券をもらったのでようやくこの展望台に上がることになった。

最寄り駅は京成線押上駅。
30年以上も前にこの辺りに住んでいたことがあるが、駅は当然のごとく様変わりしていて、
 改札を出て標識の通りに行けば地上に出ることもなく東京ソラマチに誘導される。

このソラマチからスカイツリーの入り口までの動線には下町っぽい小物の店が並んでいて、外国人ならずとも興味を惹かれるちょっと面白いものがちらほら。
しかしここで足止めを食ってはいかん、と先へ進むと
 
テラスに出た目の前にスカイツリーがそそり立ち、その足元に入り口がある。

 平日の夕方では行列もなく、すぐに招待券を入場券と引き換えてエレベーターへ。

 4基あるエレベーターの、これは「秋」をあらわしているとか。
50秒で地上350mのフロアに降り立つと
 飛んでいるヘリが目の高さ。

さらに上の展望回廊へ行くにはこのフロアにあるカウンターで1000円のチケットを買い、またエレベーターに乗る。
 降りると緩いらせんを描く回廊が伸びていて、これで地上450mまで上がれる。

夕陽がビル群を照らす中、ここまで上がると東京タワーもずいぶん低く見えて
  
 
足元にはアサヒビールの金色のウ〇コが見えるし、遠くに東京湾が広がり
 千葉、茨城方面を見れば筑波山がよく見える。

 富士山は残念ながら雲の中で見えなかったけれど
  
日が落ちて東京タワーが点灯した頃、
 
夕焼けの中に特徴的なシルエットが見えた。

周り中に光が散らばる夜景こそ東京らしい景色。
 
霞が関ではまだまだお仕事中だろうね、と下りエレベーターを待っていると、とても気が利く案内係のお姉さん、「今夜の夜景は私たちの基準で5点満点です」。

地図を見ながらどこそこはあっち、あの建物はなに、と結局この展望台に1時間半いて飽きることがなかった。
地上450mはドバイのブルジュ・ハリファとほぼ同じ高さだが、あちらが見るものもなくすぐに退屈してしまったのに比べてずっと楽しい。

 帰りのエレベーターは江戸切子で花火を表した「夏」。
 ライトアップされたスカイツリーを足元から見上げるのもいい。


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コメント (2)
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