12月4日
温泉旅行中は早寝早起き、自然に目が覚めたので朝食前に一風呂、とまだ暗い6時15分、宿の隣の華報寺の共同浴場へ。
6時から営業しているとのことなので入浴券を買おうとすと、「ごめんなさい、ポンプが故障しちゃって今だめなの。修理をお願いしているけど何時になるか」と受付のおばさまの無情なお言葉。
仕方がない、と歩いて3分、バス停に近いもう一つの出湯温泉共同浴場へ。
平成20年に建て直されたとのことでまだきれいな建物。
写真はHPより
入浴料は250円、入ってみるともう地元のお母さんたちが5人来ている。
こちらのお湯も無色透明のくせのないお湯、湯口で40℃、浴槽内は38℃とかなりぬるいのでアウェー感に浸りながら早めに退散。
宿に戻っても朝食の時間まではまだあるので、続けて男女入れ替わった宿のお風呂へ。
するとこちらは床から壁からすべてヒノキのお風呂。タイルの浴槽より少し小さくて、その分お湯が熱くて鮮度もいい感じ。
朝食もオーソドックスだけれど、フルーツとコーヒー付きなのがうれしい。
バスが10時と遅いので、またちょっと外へお散歩。
華報寺は空海が開いたとされるほど歴史のあるお寺だそうだが、今は曹洞宗のお寺。
これも宿のすぐ隣にある「出湯温泉パン工房」は温泉水100%で作っているとのこと。くるみやフルーツの入ったパンを買ってみたが、自分の好みからはちょっと柔らかすぎるかな。
時間になったので宿のご夫婦に送られてチェックアウト。こちらの宿は全体に品があるのがいい。
バスで駅に向かうと白鳥たちはもう田んぼに出勤済みで、瓢湖には一羽も残っていない。
駅にあった表示によると前日で4000羽以上来ていたとか。
ちなみに参加しなかったが、宿では温泉郷主催の無料早朝白鳥ツアーを案内された。11月、12月の2か月間実施しているそうだ。
水原からは羽越本線で新発田へ。
乗り換えで時間があったので飲んだヤスダヨーグルトはこの近所で作られている。
白新線に乗り換え、36分で新潟に到着。
現在新潟駅は絶賛工事中で、駅中も駅前も動線がわかりづらく、コインロッカーも少ない。
仕方がないので重い荷物を持ったまま目的地まで15分以上歩いた。
その目的地とは「ロシアチョコレートの店マツヤ」。
しばらく前にネットで偶然見つけ、機会があれば寄ってみようと思っていたのだ。
珍しいロシアチョコは昭和の初めにこの店の初代がロシア人から製法を教わったものとか。
なかなか大きな店の店舗部分は小さく、奥は製造所になっている。
と言うわけ12種類入ったアソートをお買い上げ。
かなり甘目だけれど、ゼリーが入ったものがなんだか懐かしい感じがして気に入る。
ロシア語が入ったカラフルな包み紙も雰囲気で、ああロシア、行きたいなあ。
お昼は駅でお寿司でも食べようかと思っていたがお腹もすかないので
なかなかおしゃれで品揃え豊富な土産物屋を物色して
鮭ほぐし弁当を夕食用に購入して新幹線で一路東京へ。
「日本秘湯を守る会」の宿3連チャンで、スタンプがたまる、たまる。
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