4月25日
今年最初の温泉旅、まずは新宿のバスタへ。
7時20分の名古屋行き中央ライナー、乗客は12人でガラガラ。
中央道が山梨に入るあたりから周りの山は新緑、山藤の紫があちこちにいっぱい。
出発から1時間半、最初の休憩は境川で15分。
武田ひし丸くんなる新キャラクターに迎えられる店内は信玄餅だらけだけれど
トイレの14か国表示にびっくり。
最近は公共トイレがどこもウォシュレット付きできれいになって、その上これにはインバウンドの皆様も驚かれるであろう。
さらに1時間15分後、次は諏訪湖を過ぎて南下した小黒川で2回目の休憩、10分。
冷蔵ケースには羊、鹿、猪、馬とジンギスカンが大充実。
ここを出発してまた1時間15分、出発から4時間15分で定刻の11時34分に目的の昼神温泉停留所に到着。
バス停があるのは阿智PAの前、小黒川から電話しておいたのですぐに今夜の宿の人が迎えに来てくれた。
車に乗り込むと早々、宿のお兄さんが「今日の予定は?」と聞いてくれる。
チェックインにはまだ早いし、温泉街でお昼でも食べようかと思っていたが、「明日は雨の予報だし、これから花桃の里に行きますか?」と素晴らしいご提案。
当初の予定では翌日の早朝、宿のイベントで行くはずだったが、今日行ってもらえるならそれに越したことはないのでもちろんお願いする。
バス停から昼神温泉までは15分ほど。温泉街にも花桃の樹がたくさん植わっているが、この辺りはもう盛りを過ぎて花が茶色くなってしまっている。
ここを過ぎてさらに15分、山の中に入って行って到着したのが月川温泉。
ここは1軒宿だけれど、この周辺に5000本ほどの樹が植えられて「花桃の里」と呼ばれている、これが見たくて今回の旅を計画したのだ。
月川温泉の駐車場で降ろしてもらい、3時間後に迎えに来てもらうことにする。
今年は開花が早いのでもう遅すぎるかと心配したが、この周辺は期待通り花が満開。
週末には昼神温泉からここまで車の渋滞で3時間もかかったとか。
お腹が空いたが、ちょうど花桃祭り開催中で屋台が出ている。
車の渋滞にこそ会わずに済んだが、平日でもお客さんがいっぱいで、週末はどれだけすごかったことか。
なすのおやきと飛騨牛フランク、うまうま。
この辺りは里の中段と呼ばれる所、食べたら腹ごなしにゆるい坂を上段へ向かう。
するとすぐに人が少なくなって
川沿いの景色を独占状態。
花桃は中国原産、日本には大正11年に福沢諭吉の娘婿がドイツから持ち込んだものをこの地の人々が増やしたとのこと。
八重の花は赤、ピンク、白で、それがぼかしになっていたり、同じ木に違う色が咲いていたりでなんとも華やか。
散った花びらも色とりどりで、風が吹くと文字通りの花吹雪。同行の友人ともども大感激。
天気は良くないけれど、やっぱり来て良かった!
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