この一週間、台湾に行っていた。
最後に行ったのが19年の夏だったので3年半ぶり。
やっと行けた~、と嬉しかったが、台湾の人たちにはもっと喜んでもらった。
観光客の来なかったこの3年、特に日本人客メインの皆さんはとても苦労されたそうで、「アンバサダーも潰れた、六福もなくなった、うちのスタッフも転職した」と厳しい話。
「ビジネス客は戻りつつあるが観光客はまだ10分の1ぐらい、航空チケットが高いのでリピーター以外は来ない」とお茶屋さんが言う通り、台北でちょっと見かけた以外は日本人にはほとんど出会わなかった。
そんな中、あれをしたい、これを食べたい、と暖かい台湾を満喫して、おかげで1週間で1キロも体重が増えてしまった
それはさておき、驚いたのは帰って来た羽田空港。
11月にシンガポールから成田に帰って来た時も検疫の案内スタッフの多さに驚いたが、今回はそれ以上。
飛行機を降りたとたんにピンクのベストを着たスタッフがぞろぞろと待ち構えていて、案内の書かれたピンクの紙を渡そうと人の腕までつかむ。
ワクチン接種済みならVisit Japan Webが青く表示されるのだが、検疫カウンターではなぜかそれではなく渡されたピンクの紙を見せろというのが謎。
到着したのは夜の10時過ぎだったが、到着客より多いんじゃないかと言うぐらいピンクのベストがたくさんいて、あの人たちは深夜割増料金ももらっているのだろうか。
さらに前回もあきれた税関の申告。
事前にウェブでQRコードを取得するのは同じだが、今回の羽田では電子申告ゲートと大きく書かれた所に並ぶと「後ろのテーブルでQRコードとパスポートをスキャンしてから並んでください」と係のおじさんが全員に言っている。案内も動線も悪くて、おじさんのせいではないとわかりつつ、思わずどなりつけたくなるほどへたなシステム。
こういうのは誰が決定して導入するのだろうか。
外に出れば日本のこともよく見える。
いいところもあるけれど、ガラパゴス日本はやっぱり変な国だ。
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私は先週火曜日の夜羽田空港でしたが、ピンクの人は見ましたがピンクの紙はありませんでしたね。
税関は同じでした、
スマホ上の税関申告のQRコードをスキャンさせると、申告するべきものを持っているかいないかという既にスマホに入力した質問と同じ質問が出てきます。これでは事前に回答した意味合いが全くありません。
ばっかじゃないか、と私も思いました。なんでこんなプロセスになってしまうんでしょうかね。
一週間前はピンクの紙はなかったということはコロコロ手順を変えているんでしょうか。フレキシブルというよりはムダに複雑にしているような。
どこかで誰かが得しているんでしょうね。