3月3日、4日
別所温泉には外湯が3つある。となれば当然、全部入ってみなければ気が済まない。
まず1か所目、安楽寺を見学してから入ったのは温泉街の端にある石湯。と言っても北向観音から5分も離れてはいない。
立派な屋根の小ぶりな建物、入浴料はたったの150円、外の券売機で買って、番台に出す。
脱衣所は狭く、浴室は階段を何段か下った所。
以下、内部の写真はネットから拝借。
浴槽は奥のすぼまった三角形で、名前の通りまわりは大きな石作り。
わずかに濁ったお湯は硫黄泉でちょっと甘いような香りがするが、こちらのお湯は43℃ほどもあるだろうか、結構熱い上に周りが囲われて圧迫感がある。
あまり長居はできなかった。
次は南條旅館のすぐ脇、部屋に荷物を置き、宿で入浴券をもらって行った大湯。
こちらの玄関前には「木曾義仲ゆかりの葵の湯」の石碑。義仲が上洛前、愛妾の葵とこの湯に浸かった、ということになっているらしい。
時間の関係か、石湯よりもこちらは入浴客が多くて賑わっていたが
たまご臭のする内湯はきれいな緑色、42℃ほどと入りやすい温度でつるすべ浴感、石湯より気持ちいい。
石湯は50℃以上ある別所4号源泉、こちらはそれに36℃とぬるい大湯源泉が加えられているそう。
さらにここには露天風呂が付いていて
なぜかインド風の彫像が見守る浴槽内のお湯は緑ではなく灰色に濁っている。空気に触れるためだろうか。
150円で気持ちいい内湯と露天に入れるのだから、ここの人気があるのもむべなるかな。
最後の大師湯には翌日行ったが、これは前日の木曜日が定休日だったため。3つの外湯は曜日をずらしてそれぞれお休みの日があるのだ。
北向観音の参道脇にある大師湯は3つの中で一番大きな建物。
タイル張りの浴室の洗い場は広いが浴槽は5,6人で一杯になりそうなものが一つあるだけ。
別所3号源泉のお湯は42℃ほど、たまご臭もそれほど強くなかったが、入っていると何というか、お湯が肌にしみ込んでくるような心地よさ。中のタイルが青いのでよくわからなかったが、常連さん曰く「今日はいつもよりお湯が緑っぽい」とのこと。温泉は日によってコンディションが変わるらしいのが面白い。
大師湯を出たら参道入り口にある飲泉所でたまご臭のお湯をちょっといただき
その先のハレTerraseで湯上りジェラート。こちら選択肢が多いのは楽しいけれど、ダブル850円はちょっと高すぎる。
と、温泉を満喫してまたかわいい駅から上田電鉄に乗車、新幹線で東京へ。
別所温泉は東京からも簡単に行けて値段もリーズナブル、前から気になっていた温泉で期待を裏切らなかった。
しかし蔓延防止期間中の平日とは言えお客が少なすぎた。これから旅行客は戻ってくるだろうか。
がんばれ、別所温泉!
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暑すぎず、寒すぎずですからね。
引き続き、いろいろな旅ネタ、楽しみにしています。
これからまさにいい季節だし、近いので気軽に行けるのがいいですね。
そろそろ海外へ、と思っていましたがウクライナの状況を考えるとヨーロッパ方面にはちょっと行けません。
まだしばらく国内旅行が続きそうです。