1月25日
朝食をいただいたら宿の車で落部駅へ送ってもらう。
今日も道内は大雪で鉄道の運休が続いているらしいが、駅で宿の人に確認してもらうと函館行きは時刻表通りとのこと。
しかし落部駅、以前は駅員さんがいて待合室にストーブがたかれていたが、今は無人駅になってしまって連絡も電話。火の気のないところで同宿だったお客さんたちとおしゃべりしながら列車を待つ羽目になった。
予定の列車がちゃんと遅れることなく来てくれてよかった~。
列車が海沿いに出るとおとといは見えなかった駒ヶ岳が見えてきた。この裾をまわって
2時間10分で函館駅に到着。
今夜の宿は雪道を心配して駅前のキャビンプレジデントと言うホテルにしたが、函館は拍子抜けするほど雪がない。
チェックインはまだできないので荷物をフロントに預けてすぐ外出。
レトロな路面電車でまずは五稜郭公園前へ。
降りてから歩くこと15分ほど、意外に距離があったが北海道と言えばの六花亭。
すっきりとモダンな店内の片側がカフェになっているので
本日のお昼はトマト味のホットサンドに抹茶ティラミス。このティラミスの上に乗っているチョコレートがおいしい。
広々とした売店ではもちろんお菓子をお買い上げ。
六花亭はおしゃれで、その割にお安くて、商売上手のいい店だ。
花柄の紙袋をぶら下げて五稜郭公園に入ると、お濠は雪と氷で真っ白。
奉行所の前までは行ったが、靴を脱いで上がるのは寒そうということで
お約束の五稜郭タワーへ。
ここから見てこそ星型が見えるし、再現された奉行所がほんの一部であることがわかる。
函館山と函館湾を見て
昭和感満載のお土産売り場を楽しんだら、ヒジカタ君に見送られて外へ。
駅前に戻ったらチェックインして部屋へ。
こちらのホテルはお安かったので、最上階の「プレミア夜景ツイン」にしてみた。すると2面に窓があって
片側からは駅、もう片方からは港が見えていい感じ。
さらに同じ最上階にあるカフェバーに入れるというので行ってみると
セルフサービスながら飲み物各種にお菓子もいっぱい。ただしここ、残念ながら窓がない。
さらに聞こえてくるのは大声で電話する中国語。
このホテル、我々の他に日本人はいるのだろうかと思うほど中国人客が多くて、しかも子供連れが多い。春節にはまだ早いと思ったのだが、もう学校は冬休みだったのだろうか。
のんびりしているうちに日も暮れて来たので、再び路面電車に乗って今度は末広町へ。
本当は今夜はお約束の函館山に行きたかったのだが、強風のためにロープウェイが止まっている。
そこで函館の写真には必ず登場する八幡坂でイルミネーションが行われているというので来てみたのだが
写真ではそれらしく見えるも実際はかなり地味。
それでも楽しそうに写真を撮っている外国人の若い子たちがかわいい。
ここから少し歩けばハリストス正教会やカトリック元町教会がライトアップされていて
大通り沿いの夜の洋館もかっこいい。
が、雪はなくても風が吹いて寒い!
夕飯にしようと駅前に戻って、今夜はうにの専門店へ。
ウニを乗せた卵焼きやライスコロッケ
イカ焼きにイカメンチ
大好きな北寄貝にもちろんうに丼をいただいて、ごちそうさま。
部屋に戻って夜景を眺めると
駅前のイルミネーションもとても地味。しかし海の上にはゴージャスな月が出ていた。
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電停「十字街」のあたりで祖父母が布団店を営んでいました。
隔年に一度ぐらい … 夏に訪れては
後に"赤レンガ倉庫"で有名になった港のあたりを散策しました。
港には新島襄が密出国した地点に記念碑があったり
当時は青函連絡船がまだ現役でしたから 賑わいがありました。
また函館山の麓の広い公園にあった喫茶店「山小屋」。
しばしばホットココア一杯で2~3時間、本を読んでいました。
総て異なるテーブルと一脚ずつ異なる椅子10席余はレトロの蒐集品。
客はせいぜい3~4人でしたから 長居も厭がられませんでした。
私が結婚して十年ほどたって
祖父母が亡くなり 店をやめ 家も解体すると
水道局の「駐車場に借りたい」との申し出に一も二もなく承諾。
同じ「十字街」でも 日吉町の「花園十字街」に移りました。
五稜郭、函館競馬場、函館ラサール中高などに近いところです。
一昨年 義母が亡くなり 相続した妻の弟も東京住まいゆえ売却。
妻には(弟妹にも)「実家」がなくなってしまいました。
五稜郭にも競馬場にも一度も行かなかった私も心残りではあります。
いずれ 墓参を兼ね 函館にロングステイしようと思っています。
なお一家のお墓は谷地頭 …立待岬、石川啄木の墓もあります。
私の郷里(境港)より好きな函館。
港町として通じるところがあるのかもしれません。
そんなこともあって つい!だらだら長く書いてしまいました。
申し訳ございません。
函館の街はよそ者から見るとあまり変わらないように思いますが、地元の方からはどうでしょうか。
奥様とロングステイ、ぜひなさってください。
行くなら夏ですね!