そりゃ、今はブームでどんどん参入しているけど、それほどいい商売じゃないよ。まあ、隣の家の芝生は青く見えるんだろうが。おそらく、10年もすれば、かなり撤退しているんじゃないかな。それが自由市場というもの。こんなことは、電力の黎明期にもあったことだろうに、歴史に学ぶということはないのだろうか。現在高い金で太陽光などを買っているFITなんかもどうなっているかわからないし。結局喜ぶのは、いつも通りお役人だけなんだろうなあ。
ソルコム本社ビル

昨日は、南千田東町というところにある、ソルコムという会社の株主総会に出席してみた。ただし株主といっても、1単元株分しか保有していないので、権利は1口しかない。この会社は東証2部の通信工事会社で、中国地方では大手らしい。広島に本社がある会社というのはあまりないので、話のタネと暇つぶしに出席してみたというわけだ。もうひとつ、よく株主総会に出席するとお土産をくれることがあるという話も聞いたことがあるので、こちらも少し期待していたが、何もなかった。残念(笑)。
総会は10時に始まり、終わったのが10時40分頃。「えっ!? 株主総会って、こんなに早く終わるの?」という感じだ。始まる前に、他の出席者の話が聞こえてきたが、どうも業務などでつながりがあったりこの会社のOBだったりといった人が多かったようである。私は、もともとこの会社とは何の縁もなかった一般株主なので、ちょっと浮いていたかもしれないが、こういった場で人間観察をするのも、なかなか面白い。
総会が終わってビルの外に出ると、敷地内に、下の写真のような祠が祀ってあったのには驚いた。さすがに日本の会社である。
ソルコム本社敷地内の祠

今日郵便受けを見ると、昨日総会があったばかりなのに、もう配当金の証書が届いていた。このマイナス金利時代に、銀行の利子と比べれば、びっくりするくらいの配当だ。願わくは、株価の方ももっと上がってくれればうれしいのだが。
○関連過去記事
・白神社(広島市を歩く142)