選挙も終わり、自公で衆議院の2/3を占めた。要するに衆議院では、自公だけで憲法改正の動議を可決できるということだ。(もっとも参議院でも2/3の賛成が必要だが)
しかし、この憲法改正に関する報道で、不満に思うことがある。それはいかにも国会だけで憲法改正ができるかのような報道ぶりだ。また、憲法改正に反対の政党ももちろんはっきりとは言わないものの、見る限りは改正を言い出すことすらタブー視するような姿勢である。
しかし、憲法改正は、国会だけでできるものではない。最終的には国民投票(まだ実施されたことはないが)で過半数の賛同が必要なのである。つまり、国会は、憲法改正を提案できるだけで、最終的に決めるのは国民なのである。そこに行く前には、当然色々な議論を積み重ねる必要があるだろうが、改正の意見そのものをタブー視することは許されない。それは、単なるイデオロギーであり、また憲法に定めている「言論の自由」を冒とくするものだからだ。「あなたの意見には反対だが、あなたがどんな意見を言おうと、その権利は保証する」というのが、近代民主主義国家の在り方である。
日本は、民主主義国家であり、言論の自由を保障された国のはずだ。しかし、憲法に関しては、改憲の意見さえもタブー視する声を時折耳にする。果たしてこれが、民主主義国家といえるのだろうか?? それともまだまだ日本には民主主義は根付いていないということか?
しかし、この憲法改正に関する報道で、不満に思うことがある。それはいかにも国会だけで憲法改正ができるかのような報道ぶりだ。また、憲法改正に反対の政党ももちろんはっきりとは言わないものの、見る限りは改正を言い出すことすらタブー視するような姿勢である。
しかし、憲法改正は、国会だけでできるものではない。最終的には国民投票(まだ実施されたことはないが)で過半数の賛同が必要なのである。つまり、国会は、憲法改正を提案できるだけで、最終的に決めるのは国民なのである。そこに行く前には、当然色々な議論を積み重ねる必要があるだろうが、改正の意見そのものをタブー視することは許されない。それは、単なるイデオロギーであり、また憲法に定めている「言論の自由」を冒とくするものだからだ。「あなたの意見には反対だが、あなたがどんな意見を言おうと、その権利は保証する」というのが、近代民主主義国家の在り方である。
日本は、民主主義国家であり、言論の自由を保障された国のはずだ。しかし、憲法に関しては、改憲の意見さえもタブー視する声を時折耳にする。果たしてこれが、民主主義国家といえるのだろうか?? それともまだまだ日本には民主主義は根付いていないということか?