文理両道

専門は電気工学。経営学、経済学、内部監査等にも詳しい。
90以上の資格試験に合格。
執筆依頼、献本等歓迎。

ブロックチェーン基礎講座セミナーへの出席

2019-07-17 21:44:55 | セミナー、講演会他

 今日は昼から「ブロックチェーン基礎講座セミナー」に参加してきた。場所はfabbit広島駅前、主催は広島県イノベーション推進チーム。

 

 案内のメールが来た時、字面から、今話題のビットコインの仕組みでもやるのかと思って、申し込んだのだが、実際には違った。確かにブロックチェーンはビットコインの中核となる技術だが、ブロックチェーンそのものはもっと幅広く色々なビジネスに応用できるものだという。

 講座というから、講義だけあるものと思っていたのだが、グループワークや発表というものがあった。これは私が一番嫌いなものだ。最初から知っていたら参加しなかったのだが。帰って案内の詳細を見ると、項目「アイディエーション」というのがあった。これがグループワークのことだと思うが、もっと分かりやすく書いて欲しかった。

 

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ケルト 再生の思想――ハロウィンからの生命循環: ハロウィンからの生命循環

2019-07-17 09:05:25 | 書評:学術・教養(人文・社会他)
ケルト 再生の思想――ハロウィンからの生命循環: ハロウィンからの生命循環 (ちくま新書)
鶴岡 真弓
筑摩書房

 ケルト文化には四つの季節祭がある。冬のついたちサウィン、春のついたちインボルク、夏のついたちベルティネ、秋のついたちルーナサ/ラマスである。そしてこれらが毎年循環していく。本書はこれらについて解説したものだ。

 最近わが国でもよく耳にするハロウィンはケルト文化のサウィンが起源だという。これは冬のついたちであると同時にそして1年の始まりでもある。この日を境に、世界は「光の半年」から「闇の半年」に入る。

 ハロウィンの夜には、先祖や親しかった死者がよみがえり、それらを供養するという。日本で言えば、お盆のようなものか。この供養を怠ると、霊たちの怒りを買い邪悪なことが起こるという。これが「トリック・オア・トリート」ということである。

 決して、ハロウィンとは暴れたいだけのバカ者が、渋谷で大暴れするような日ではないのである。本書を読めば、そのルーツがよく分かるが、一般の読者にとっては、ケルト神話はあまり馴染みがないだろう。巻末にでも、ケルト神話の概略や神々について簡単に纏めたものがあればより本書を理解できただろうと思う。

☆☆☆☆

※初出は、「風竜胆の書評」です。

 

 

 

 

 

 

 

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