文理両道

専門は電気工学。経営学、経済学、内部監査等にも詳しい。
90以上の資格試験に合格。
執筆依頼、献本等歓迎。

今日は放送大学の成績発表日

2020-08-24 10:56:19 | 放送大学関係

今日の10時からシステムWAKABAで放送大学の成績発表だ。結果は、

数値の処理と数値解析(’14) がBだったが、経営情報学入門(’19) と解析入門(’18) は両方Ⓐ だった。あと2単位とれば6回目の卒業が確定し、残りは「生活と福祉コース」のみとなる。2学期の登録は、「データベース」1科目のみの予定だが、別に学位はどうでもいいので、秋田大学の通信教育の方に力を入れたいと思う。

 

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半七捕物帳 52 妖狐伝

2020-08-24 09:15:30 | 書評:小説(ミステリー・ホラー)

 

 これも半七捕物帳に収められている話だ。タイトルからは、大妖怪がでるようなすごい話を連想してしまう。この話も語り手が、明治に入って、半七老人から思い出話を聞いている体裁となっている。

 最初に半七老人の話として、こんな一節がある。

江戸時代の鈴ヶ森は仕置場で、磔や獄門の名所です。


 名所なのか。江戸見物に来たら、鈴ヶ森は外せないとか・・・。

 さて事件の方だが、鈴ヶ森の縄手い悪い狐が出るという噂が立った。星の明るい夜のこと。巳之助と言う若い男が、若狭屋に勤めている、なじみの女郎・お糸に声をかけられた。お糸の顔がのっぺらぼうに見えた巳之助は、お糸の首を絞めたが、何者かにより昏倒させられてしまう。しかし、お糸は何事もなく若狭屋に勤めていた。これが、妖狐の事件だが、オチが明らかになると、「それ何やねん」と思う人もいるかもしれない。

 そしてこの話に収められているのが、天狗の話。京の織物商人・逢坂屋伝兵衛一行が鈴ヶ森で天狗を目撃する。顔が赤く、鼻が高い大天狗だ。口から火を吐いていたという。果たして狐が化けたものか。

 天狗が口から火を吐いていた。時代は幕末で黒船が沢山来ていたころ。天狗の居た場所には西洋葉巻の吸い殻が落ちていたとなると、もうそちらのネタは分かるだろう。

 タイトルはものすごく期待を持たせるが、内容は、なあーんだという感じ。

☆☆☆

※初出は、「風竜胆の書評」です。

 

 

 

 

 

 

 

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