文理両道

専門は電気工学。経営学、経済学、内部監査等にも詳しい。
90以上の資格試験に合格。
執筆依頼、献本等歓迎。

大きい女の子は好きですか?

2021-03-24 22:19:46 | 書評:その他

 

 

 

 

 

 

 

 この作品を一言で表せば、大学バレー部を舞台にしたハーレムエロラブコメというところか。エロの要素も多めなのだが、コメディの要素もふんだんに盛り込まれているので、そこかしこで笑える。舞台は北海道。立花草太は姉の薫に騙された形で、姉の通う北英大学へ連れてこられる。

 姉はバレー部員で高身長。成り行きで、草太はバレー部員の住む旧女子寮の寮長およびバレー部監督になる。バレー部といえば高身長女子が珍しくない。おまけに草太は小柄。正確な数字は分からないが、160cm前後と思われる。おそらく草太の気持ちとしては、巨人の国に迷い込んだようなものだ。

 そこで、草太は初恋の長谷川綾乃と再会するのだが、この綾乃、実は超肉食系。草太は、体の一部だけ大のお気に入りになって、あんなことやこんなことを。

 タイトルの大きいとは、胸が大きいという意味ではない。高身長という意味だ。何しろみんな180cmを越えていそうな女子ばかりなのだ。絵を見ると草太の頭が女子の胸のあたりに来るのでもっと身長差があるかもしれない。唯一草太より小さいのは、リベロの部長だけ。でもみんな草太のことを好きになっていく(ただし綾乃だけは草太の一部が好き)。そこは、さすが肉食系女子の巣窟。ABC分類でいけばCまでいってしまう。(ただし、姉の薫とはBどまり(←ABC分類に乗せてもいいのか?))

 なお余談ではあるが、リベロは部長になれないのではという草太の疑問が1巻にあった。調べてみると、ルール上決められているチームキャプテンやゲームキャプテンにはなることはできないのだが、チームを纏める部長になるのは構わないらしい。

 中には高身長ということにこだわる人もいるかもしれないが、美人で可愛らしくて性格がよく、できればちょっとエッチなら別に身長は気にならない。寧ろ気にするのは女子の方だろう。昔三高と言う言葉があった。自分の彼氏は、高身長、高収入、高学歴がいいというのだ。これを皆が異口同音に言っていたのだから呆れてしまう。もしかすると、最近の少子高齢化の一因なのだろうか(笑)。

 本作品に「したっけ」という言葉がよく出てくる。最初は「やったかな?」という意味かと思っていたが、どうもつじつまが合わない。調べてみるとこれは北海道の方言で、「じゃあ」とか「そうしたら」という意味らしい。

 この作品は、草太と女子バレー部員とのハーレム生活を縦糸に、そして本当に草太の鋤なのは誰かということを横糸にしたように進んでいく。草太本人は部長が好きだと思っているのだが、実は本人が意識していないだけで本当に好きな人は別に。部長、登場時はかわいらしかったのに、最後の方ではキャラが変わって、横に大分大きくなっている。どうも草太との関係でストレスが溜まって食に走ったらしい。こういったエロラブコメで絵柄が綺麗な作品は大好きだ。なお、この作品は昨年実写映画化されている。

☆☆☆☆☆

※初出は、「風竜胆の書評」です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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