主人公はテオ・アスペルという14歳の少年。親に捨てられて、ある老夫婦の元で、愛情いっぱいに育てられたのだが、人間には寿命というものがある。老夫婦に先立たれたテオは、活きるために傭兵ギルドに所属して、傭兵たちの雑用係をしていたが、戦闘力が全然ないため、何度もパーティから追放されている。
強くなりたいテオがたまたま見つけた悪魔の召喚術。悪魔は願いを叶える代わりに、召喚者の大事なものを奪っていく。それでも強くなれるならと、悪魔を召喚したのだが、現れたのは、最強悪魔のヘルヴィさん。ところが、このヘルヴィさんがあまりにも美しく可愛かったので、一目ぼれしたテオ君は、強くなりたいという願いはどこにやら。思わず僕と結婚して下さいと言ってしまう。
ヘルヴィさん、こんな好意を向けられたのは初めてでもあり、テオ君も可愛いショタだったので、なんとテオ君からのプロポーズを了承してしまう。ここに不思議な夫婦が生まれた。ヘルヴィさん、悪魔なのにテオ君のことが可愛らしくて仕方がないようだ。二人はとにかく、いちゃいちゃ、ラブラブ。でもヘルヴィさん、最強の悪魔のはず。テオ君といっしょにいるときはとても、そんな風には見えない。
最強の悪魔とショタ少年のラブコメという設定がなんともいえず面白い。ヘルヴィさんも、なんだがとても可愛らしいのである。
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