故桑田次郎さんが8マンの作者(原作は平井和正)だというのは知っている人も多いだろう。しかし、桑田さんはウルトラセブンもコミカライズしている。もちろんあのウルトラシリーズの一つである。
8マンが警視庁捜査1課の8番目の男7からきているようにウルトラセブンのセブンは、ウルトラ警備隊7番目の男ということから来ているようだ。
この第1巻に出てくる記念すべき敵の怪獣第1号はエレキング。カプセル怪獣のミクラスも登場し、テレビ放映をリアルタイムで視ていた世代からは、とにかく懐かしいだろう。今読むと、絵柄が古い感じもするが、それほど違和感も大きくない。このカプセル怪獣というアイディアがアニメにもなった某人気ゲームの先祖にあたるのだろうか?
しかし、ウルトラマンはラーメンタイマーと揶揄されるカラータイマーによる3分間の時間制限があったが、ウルトラセブンの場合はどうなんだろう。額についているのがカラータイマーかと思ったが、あそこから光線を出して攻撃しているし、どうも違うようだ。
それにしても、あのアイスラッガーという技、モヒカンのような頭の部分を武器にして飛ばすというものだが、某漫画ではモヒカンを飛ばしていたなあ。
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