このお話、どマイナーな鉄道専門のケーブルテレビ局・鉄道テレビのたった一人の局アナの二郷あずさ(なんか懐かしさを感じる名前だな)の奮闘記である。
何しろこのあずさ女子アナ志望で、ミスコン出場など、女子アナになるための布石を着々と打ってきたのだが、現実は厳しく、30局も落ちたあげくなんとか 鉄道テレビに潜り込む。元々は鉄道にまったく興味がなかったあずさだが、仕事を通して、色々な鉄道マニアとふれあい段々と鉄道の魅力に目覚めていく。
鉄ヲタという言葉を聞いたことがある人も多いだろう。ディープな鉄道ファンに対して使われることが多いが、一口に鉄ヲタといっても、乗りテツ、撮りテツ、模型テツなど色々な種類があるようである。
そのテツの区分として「音テツ」と言うのがあるのは知らなかった。音テツというのは、口から出す音で鉄道に関する色々なシーンを表現するものである。エアトレインともいう。
鉄道テレビには、模型テツの専門家がいない。その理由は、奥が深すぎるので、飛び込むにはそれなりの勇気と覚悟がいるとのこと。ハマりすぎると家庭崩壊の危機も招きかねないという。
ともあれ、あずさちゃん、順調に鉄子に育っているようです。
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