曇り、20度、94%
机の周りの箱の中、一番底から出て来たのが、iPodです。iPodといったって、7、8年前の代物です。まだ、白黒の2色しかなく、ハードディスクを内装していますから重いのなんのって。確か、5G(第5世代)と呼ばれているタイプです。 当時、nano もshaffleも発売されているにもかかわらずこんなものを買ってしまいました。
Macの製品にずっと憧れていて自分用のラップトップは、絶対Macと思っていたにもかかわらず、主人が、日本からお土産で買って来てくれたラップトップは、SHARPでした。15年ほど前ですから、SHARPの画面が一番きれいだった頃です。頂き物ですから、使いましたがすこぶる調子が良くない機種でした。次は、Macと思っていると、またしても主人は私に何も聞かずに新しいSHARPを携えて帰ってきました。
私のPCは普通のことが出来ればいいわけで、まあ、過不足なく使っていました。だから、Macの最初の入り口はこのiPodだったわけです。丸いホイールの部分で全ての操作が出来る楽しさ、iTunesでPCと同期出来る便利さ、この重めのiPodのおかげで随分と楽しい世界が拡がりました。iPhone3Gに携帯を切り替えるまでの考えれば2年ほどしか使っていません。iPhoneを立ち上げるとき、既にiTunesを使っていましたから、PCにつなぐだけでアドレスから全てが同期されました。iPodに写真からアドレスにいたるまでしっかりと入れておいたおかげです。
このiPodに始まって、iPhone、iPadやっと念願のMacBook Proも手に入れました。いつの時も、iTunesの同期のおかげで私の移行は速やかに出来ます。機械に詳しくはない私ですが、Macのもののデザインにひかれます。iPodの四角い中にある丸いホイール、このバランスがたまらなく好きです。 何も新しい物を追っかけているわけではありません。それでも、新しい物はなにか触発剤のようなもので、世界が拡がって行きます。
私のUSBコード、 このiPodの時のものを未だに使っています。取り外すとき、横にあるスイッチを押してやる古いタイプです。たった10年足らずの間にめまぐるしく進化するこうした世界、たまに煩わしさもありますが、私には興味が尽きません。