小雨、21度、92%
Z-4が我が家にやって来てひと月、前のマツダのロードスターと視界は変わらないものの、その機能の違いにはビックリです。ロードスターのために言い添えておきますが、以前の車は90年代初めのものですから、現在のロードスターとは違います。
パワーの違いはもちろん、坂坂を上って家に戻るのに、なんとスムーズな走りでしょうか。シートから伝わってくるエンジン音の感触が、またたまりません。それにしても、ロードスターはおとなしい子でした。やれ、シートベルトがとか、半ドアーだとか何のお構いもなしに運転出来たのに、Z-4はうるさいのなんのって、バックする時など、ピーピーと知らせてくれるわけです。寡黙なのがいいとつくづく思います。
とは言っても、この機能、 そうです、自動でトップの開け閉めが出来るようになりました。運転しながら、たったの30秒足らずで閉まったり、開いたりしてくれます。急な雨の時、以前は路肩に車を寄せて、雨に濡れながら幌を引っ張ったものです。ソフトトップは、ハードトップのような大げさな折りたたみではありません。しかも短い時間で仕事を片付けてくれるので、傍目からも目障りでないはずです。
それともう一つ、なんと6つもの内蔵スピーカーが付いていました。トップを開けていてもまずまずの音響、しっかり閉めてしまえば、素晴らしい音です。たいした音楽を聴くわけではありませんが、いつものボサノバを聴きながら、低い音がいいね、などと思ってしまいます。
ロードスターもこのZ-4も、私しか乗りません。たまにもうお一方、お乗せします。
そこで試乗していただきました。 いかがでしょうか?新しい車? ウン~、、、、。
そうですか、残念ですね。我が家はどこに行くにしても、まず、急な坂を下らないといけません。小さい頃モモさん、この坂で私の隣のシートからコロンと転がって足元に落ちました。何度も何度も落ちました。私も運転してますし、坂が続きますから、片手でわしづかみにしてモモさんをシートに戻します。嫌いになるはずです。やっと転げ落ちない態勢をモモさん発見、それが、上の写真です。シートの境に身を沈めて、ずっと私の左横顔しか見ていません。ご存知のようにパグさんたちこれからの暑い季節、ゼーゼーハーハーと、ぜんそく持ちのような息遣いで、お散歩です。ちょっと遠くに連れて行くには車に乗せます。モモさん、少しは車を好きになってくださいな。