晴れ、15度、68%
昨日の昼下がり、歳若い友人がティーコゼーを買ったと、アップしています。花柄の手縫いのティーコゼーです。フルーツティーに凝っているという彼女らしい、ティーコゼーです。
私は、一年中熱いお茶しか飲みません。夏場はお茶を入れる時、ティーコゼーをポットに着せようとは思いもつかないのですが、肌寒くなるとティーコゼーを出してきます。ティーコゼーあるのとないのでは大違い、大きな紅茶の葉っぱの場合、5分ほどポットで蒸らします。5分も冬の温度で置くと、たちまちお湯の温度が下がります。温度が下がると、タンニンを強く感じる紅茶になります。冷たいミルクなんて入れようものなら、香りもたたず美味しくない紅茶になってしまいます。冬には、ティーコゼーは美味しい紅茶の必需品です。
我が家のティーポットは、サイズも違って全部で6つもあります。大きめのこの3つですら、高さや横幅が違います。市販のティーコゼー、サイズもそうですが、どうも我が家の食卓の雰囲気ではありません。そこで、自分で作ったのが、
このティーコゼーです。黒の別珍が外の生地、キルト芯を入れて裏生地と一緒に白い毛糸でプチプチと刺して、キルト風のものを二枚縫い合わせただけです。生地選びに時間がかかりましたが、生地を裁った後は、1時間ほどで完成しました。大きな3つと、中程度の鳥のポット、硝子のポットはこの黒のコゼーで保温します。
大きなポットは6人用です。中くらいは3人用。私ひとりのときのポットは、 シルバ−の手のひらサイズです。つまり、この小さなポットは一番テーブルに上ります。シルバ−なので、それ自体保温性は高いのですが、コゼーを作ってやりました。
ミックスの毛糸で、かぎ針で編みました。型紙なんて作らずに、ポットの合わせながら適当に目を増やしたり減らしたり、片面が出来るともう片面は、その片面に合わせて編むだけです。これも出来上がるのに1時間とかかっていません。
友人で、とても手芸の上手な人がいます。彼女のティーコゼーは、家の形で煙突だって付いています。窓とドアーも開け閉め出来ます。それは可愛いコゼーです。私には随分難しそうなので、眺めさせてもらうだけにしています。編みものも、縫い物も人に習ったことがありません。せめて、学校の家庭科でもまじめにやっておけばよかったと後悔しています。布の端始末なんて人様にお見せ出来るものではありません。家で使うものですから、それだけで満足しています。我が家にみえることがありましたら、決して、ひっくり返して裏を見ないでください。