晴れ、6度、80%
我が家の冷凍庫には手作りの小豆のあんと白あんがいつもあります。日本から買って来た大納言小豆と手亡豆から作ったあんこです。アクが少ない上に、砂糖も控えめ、しかも上白糖で作りませんからさっぱりしたあんこです。グラニュー糖で作ります。先日、甘いものが欲しいという主人のためにあんぱんを焼きました。そのあんぱんが無くなるなーという頃、主人は帰宅するなり、今度はあんまんが食べたいとおっしゃいます。
私、実は小さいときから、あまりあんこが好きではありませんでした。ましてや白あんとなるとどうもダメ。主人は以前から白あんやみどりあんが好きでした。自分であんを作るようになって、やっとそれぞれのあんのおいしさが解るようになりました。それに日本のあんは、甘さがとても強いように思います。自分で作ればさっぱりしたあんこが楽しめます。
あんまん、日本のみならず香港も中國もあんまんはありますが、香港や中國の小豆のあんにはオイルが入ります。中國というとオイルはごま油と皆さん思われるのですが、実はピーナッツオイルです。ピーナッツの香りのするオイルです。熱々のあんまんをふたつに割ると、あんの匂いではなくこのピーナッツオイルの香りがします。これもまた、なかなか美味しいものです。
我が家は純粋日本風で作りました。 粉は中力粉、こんな中國製の粉を手に入れました。中力粉がなくても、強力粉と薄力粉を半々ぐらいで作ることが出来ます。フワッとさせたければ薄力粉を多くします。膨らますのにはイーストとベーキングパウダー、両方使います。 粉の中にこんなイーストが入っていました。中國のイーストです。初めてですが使ってみました。ラードを生地に入れるレシピもありますが、今回は入れませんでした。油脂を入れると、生地は柔らかくなります。最近はパンもこうしたおまんじゅうも全て小ぶりに作ります。 お腹具合に合わせて、1こ2こ。 この大きさだと、私は3口で食べられます。必ず暖め直して食べます。ふたつに割ると優しい小豆の香りです。熱いお茶もいいのですが、温かなミルクもなかなかいい相性です。はい、もちろんモモさんにも少し。