チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

新しい洗濯機 シエメンス 香港

2013年12月03日 | 日々のこと

曇り、18度、77%

 香港に来て、30年近くの間に、いったい何台の洗濯機を使ったかしら?日本製、スイス製、海外ブランドの中国製。今の家に住みはじめて14年、4代目の洗濯機がやって来ました。

 我が家は、息子がいた頃でも家族3人でした。今は、中高年の夫婦2人。それでも、洗濯は毎日欠かせません。というか洗濯が好きなので、一日3回も回すときがあります。でも洗濯機って、そんなに直ぐに壊れるものではないはずです。ところが、この家に来て洗濯機に悩まされています。我が家は賃貸のマンションです。つまり、大家さんがいます。日本と違って、海外からの居住者が多い香港ですから、賃貸のマンションには、家具、電化製品が予め備え付けられています。我が家のように、家具を日本から持って来ている者は、大家さんの家具を家から出してもらうように交渉しなければなりません。それにしても、備え付けの電化製品は便利でした。入ったその日から冷蔵庫も使えます。

 私は、香港にくるまで、ずっと2槽式の洗濯機を使っていました。もちろん、世の中全自動洗濯機が当たり前の時代にです。2槽式洗濯機は、脱水力に優れています。いちいち入れ替える手間はありますが、そんなのなんのそのです。それでも、香港で最初の家に日本の全自動洗濯機が付いていたのに、大喜び。次の家も日本の全自動。3軒目で初めて、海外ブランドの上蓋式ですが、日本のと違ってドラムが時計のように廻るタイプでない、縦回りの洗濯機になりました。物々しい中蓋を閉めなくてはなりません。そのうえ、なんと脱水の甘いことか。2度脱水をかけてもボッテリと重い洗濯物です。しかも、洗濯時間が1時間半もかかります。

 次の家は、フロントドアーのヨーロッパ製。洗濯機の前面がガラス窓になっていて、中の洗濯物がみえるタイプです。ぬいぐるみを洗っているときなどは、ぐるぐる回る様子が楽しくて前に座っていました。このタイプは、時間がかかる以外には問題はなかってように思います。だだ友人宅の同じ洗濯機、ドアの締まりが悪くて、話し込んでいると台所が水浸しになっていたことがあります。そうです、香港では日本のように洗濯機スペースはありません。台所に置かれていることが一般的です。

 そして、今の家にはワープールの上蓋式縦回りの洗濯機が置かれていました。これは、何となく漏電が感じられたので、すぐに代えてもらいました。その後、2台はやはりワープールの中國製です。この上蓋式縦回りの洗濯機は、ドラムと洗濯機本体との間にうっかりすると、コインや小さなピン類が落ちることがあります。少ないうちはいいのですが、多くなって来るとそれが引っかかって、ドラムの回りがおかしくなります。そうしたゴミをとるには、底にある丸い口から、引っ張り出します。 これは、先日来たばかりのシエメンスの洗濯機、上蓋を開けたところです。こうして上蓋式縦回りの洗濯機、金属製のドラムを滑り台のように洗濯バサミや主人のワイシャツの襟芯が下に落ちてしまいます。一番の問題はそのゴミが落ちる構造、二番目は脱水の緩さ、三番目は、作動時間がとにかく長いのです。最長3時間半。やっと最短コースを見つけました。30分ちょっと。

 実は、今実家の改築をしています。洗濯機は、フロントドアーの台所のシンク下のはめ込む形を希望しています。ところが調べると日本の電機メーカーでは作っていません。ミラーかシエメンスなら売られています。東京ならメンテナンスもまだ直ぐに出来るかもしれませんが、いかんせん福岡です。しかも海外メーカーの物は、故障が多いと聞きます。

 日本のメーカーの家庭用電化製品は、音、作りともに優れているとつくづく思います。そう、洗濯機も海外の物は脱水時に大きな音が出ます。やれやれ、洗濯機ひとつに悩める私です。

コメント (2)
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