晴れ、12度、59%
我が家の定番のクッキーは、二種類。ガレットブルトンヌとサブレココです。
オーブンを使った洋菓子作りは、やはりクッキーから始まりました。大きなオーブンもありません、オースターの庫内の広いオーブントースターが、オーブンの使い始めです。クッキーが、焼けてせいぜい8枚ほどだったでしょうか。チェッカーボードや渦巻きのクッキー、動物の形の型抜きクッキー。クッキーは、何かと便利です。お腹がすけばお口にポイ、ちょっと、お礼に添えることだって出来ます。なんといっても、日持ちがするのが一番です。不意にみえたお客様、お茶菓子がなくて困ることもありません。
我が家定番のクッキーは、色々作ったクッキーの中でもバターが多いクッキーです。サブレというからには、砂のようにサラサラッとした口溶けにならなくてはいけません。ココは、ココナッツです。ココナッツの、内側の白い部分を乾燥させて、細かくフレーク状にしたものを使います。 このクッキーのレシピも空で言えるほど、永年作ってきました。バター 200g、粉糖 80g、卵の黄身 1個分、薄力粉 200g、ココナッツフレーク 200g。
香港のローカルのお菓子には、このココナッツのフレークを使ったものが幾つかあります。ゼリーに振りかけてあったり、お団子にまぶしてあったり。おかげで、このクッキーを作るのにココナッツのフレークをわざわざ探さなくても、簡単に近くで手に入ります。香港から南、南アジアのローカルのお菓子によく使われるココナッツフレークです。
そのままでもココナッツの香りがするのですが、焼くと、堪らないないくらいに家中に香りが拡がります。高温で短時間で焼き上げます。こげ易いクッキーです。周囲に焼き色が付いて来たら焼き上がり。
我が家のクッキージャーに入れて、そのまま室温でひと月は充分持ちます。 湿度の高い香港です。ふたをする時に、小さなレースペーパーを挟むと湿気も予防出来ます。さあ、これで不意のお客様にも慌てません。