マル鉄回顧録

鉄道写真・鉄道模型を始め、バスやトラックなど、乗り物中心のブログです。昔の写真はマル鉄鉄道写真館で再編集しています。

小笠原村消防団:消防指令車?日産テラノ

2010-09-15 01:13:00 | その他乗り物写真館
こんばんわ。

またまた小笠原ネタです。




小笠原村滞在の最終日、出航まで時間があるので村役場付近を散歩していましたら、役場裏手の駐車場に四輪駆動車の消防指令車?を発見しました。

小笠原村は世帯数も少ないからでしょうか、消防署がないようです。ですので、東京消防庁は在住していません。(これは大島・新島・三宅島・八丈島等、島嶼部すべても同じ。)よって、村の消防団が火災や緊急事態に対応しています。

そんなこともあり、この車を「消防指令車」と呼んで良いものかどうか、定かではありません。指揮車、或いは別の呼び方が正式にあるかもしれませんが、調べきりませんでした。

ところで、一見してトヨタのRAV4かと思って思わず写真を撮って置いたのですが、後部の窓の様子からどうも違うようです。
ここ10年くらいはまったく車に興味を持っていなかったので、車種が全然分からなくて、調べるのに苦労しました。そしてやっと見つけたのが日産「テラノ」でした。テラノは初代のイメージが強くて、その後はスタイルが変わったのをまったく知りませんでした。2代目で、1999~2002年まで製造された型式のようで、8年から11年経っていることになりますね。

昨日アップいたしましたジムニーワイドのパトカーもそうですが、如何にも島仕様らしい車種選定が興味をそそりました。
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小笠原警察署のパトカー

2010-09-14 06:19:00 | その他乗り物写真館
おはようございます。

昨日の帰りにちょうどゲリラ豪雨に遭ってしまい、全身びしょ濡れになって帰ってきました。そんなこともあり、メチャクチャ疲れてしまいました。

さて、小笠原ネタの続きがまだあります。今日は小笠原警察署の駐車場に停まっていたパトカーをご紹介いたします。




内地に居るパトカーと同じ、クラウンのパトカーですね。新しいデザインのマークが付いていますので、比較的最近に置き換えられたものと思います。




こちらがちょっと内地では見られないであろうスズキ「ジムニーワイド」のパトカーです。しかも、白黒パンダの塗装になっていません。なので非常に目立ちます。
島仕様とも思える姿なので、コストダウンにより塗装を省略してしまったのでしょうかね。

内地だとパトカーの写真を撮るだけでも警察官に睨まれる事がありますので、ノンビリ好き勝手に撮れる安心さがありました(笑)。
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小笠原 ホエールウォッチング:マッコウクジラ

2010-09-13 00:18:00 | 鉄道以外の写真ネタ
こんばんわ。

またまた小笠原ネタの続きです。そろそろラストとなりますが、今回はホエールウォッチング編です。

イルカと泳ごう!とあわせて、小笠原の観光資源のメインともなっております、ホエールウォッチングです。正直なところ、日本のこんなところでクジラを見ることが出来るとは思っていませんでした。

クジラは季節によって見られる種類が違うようです。目撃例では相当な種類に及ぶようですが、今回はマッコウクジラを見ることができました。


おっと違った。


マッコウクジラはこんなスタイルをしています。

他の鯨類とは一線を画すスタイルなんですね。同じクジラの仲間は沢山居ますが、マッコウクジラに属するものは、マッコウクジラ1種類のみとなってしまったようです。

ちなみに、メスで体長10~12m、オスだと15mを超えるものも居るようですね。1匹で大江戸線の車両1両くらいあるわけですから、デカイですね。



最初はこんな潮を吹くシーンを見付けただけでも感動です。



黒い巨体が影になって見えますが、イルカのように背びれがハッキリ見えませんので、写真にするとインパクトに欠けます。でも、感動はしているんですよ。



息を吸って潜る時、人間と一緒で上に跳ねて勢い良く潜っていきます。マッコウクジラは息が長いので、一回潜ったら40分以上も出てきません。



またまた別のクジラを発見。



途中から曲がって船に突進してきました。船の下を通る際に、息継ぎで思いっきりアタマを上げてきた瞬間を撮ることができました。これだけ持ち上げても、目は海の中なんですね。なんといっても顔が長いですから。

本当はブリーチング(海上を飛び上がる)するシーンを撮りたかったですが、マッコウクジラはあまりしないようです。もっとも一瞬ですから、どこでどう跳ねるかすら分かりませんから、そう簡単に撮れるものではないですね。

まあ、感動した割にはあまり良い写真が撮れなかったのが残念です。
オマケで動画を撮りましたので見てちょーだい。

[[youtube:FFe4oEeM-yA]]

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小笠原 天然の宝庫:南島に上陸

2010-09-12 00:53:00 | 鉄道以外の写真ネタ
こんばんわ。

小笠原ネタの続きです。

イルカウォッチングを楽しんだ後、シュノーケリングをします。浅瀬で様々な種類の魚たちが集まっているんですが、とても日本の海とは思えませんでした。水族館よりもすごいです。さすがに天然の海。水中写真が撮れないので、皆さんにご紹介できないのが残念。もし万が一また行くことがあれば、この点も考慮しないといけないですね。

人生初体験となるシュノーケリング。足ひれを着けるのも初めてですし、緊張しました。呼吸の方法が上手くいかなくて、最初は海水を吸ってしまって死にそうでしたよ。でも、10分くらい経ったらかなり慣れてきたようで、長く泳げるようになりました。

暫し海中散策を楽しんだ後、南島に上陸します。

南島は、本島の父島の直ぐ隣となりますが、船でなくては行くことが出来ない無人島です。手付かずの自然を残す天然の島で、環境保護に取り組んでいる重点の場所となっています。それもかなり徹底されていて、サンダルに付着する父島生息の生物の卵や寄生虫などを持ち込まないように、下船する時に海水で履物を洗わなくてはいけません。この点は観光船の事業者も徹底しており、島あげての取り組み様が伺えます。




写真が鮫池と呼ばれる船から直接下船することが出来る場所です。しかし、大変厄介なことに、ここの入り口が非常に危険な場所なんですね。画面中心からやや左側の岩の間を船が抜けてくる訳ですが、両側の岩以外にも海中の浅いところに岩があり、さらに海水の出入りでうねりがあるため、ノンビリ通ると揺られて船体がぶつかってしまう危険があるんですね。
そんなことで、左右に観光客の体重を振り分け、出来るだけ前寄りに客を移動してスクリューを守るとともに、この反対側となる入り口前から右カーブで船体を傾けて一気に突っ込みます。客は船から振り落とされないように、しっかりと掴まって通過を見守るのです。船長さんの腕の見せ所で、船体を大きく揺らしながら無事に通過し終わると、客は拍手喝采です。


南島は前述のように徹底した環境保護策がとられており、指定した通路以外は歩くことが出来ません。しかも、1日100人までと上陸人数が制限されています。
急な狭い道を10分ほど掛けて登ると、そこには絶景が待ち構えています。




おっと違った。



南島は珊瑚礁の死骸が石灰化した岩で出来た島で、海底だった石灰岩が隆起して出来た世界的にも大変珍しい島であるということです。
眼下には先ほど入ってきた鮫池と、この写真にある扇池を見ることが出来ます。扇池はその名の通り扇形をしているからですね。




扇池とは言っても、もちろん海です。岩肌に開いた穴から海水が行ったりきたりして出来た浜ですね。もしかしたら、島側から流れる雨水との共同連鎖で開いたかもしれませんけど。
写真では判りませんが、ここは白浜になっており、全ては砂ではなく、サンゴの死骸でできた石灰石の粉ですね。
とにかく、キレイ!素晴らしい!の一語に尽きます。




扇池の白浜には、こんな貝殻が沢山落ちています。
実は貝ではなく、ヒロベソカタマイマイというカタツムリの仲間です。
1000年前に絶滅してしまった生物ですが、侵食によって崩れた層からぼろぼろと出てきたらしいですね。石灰岩は非常にもろいので、雨が降る度にくずれてくるらしいです。

南島上陸に当たっては厳しいルールがあります。ガイドが同行しないと上陸できませんので、ルールは守らざる得ないと思いますが、行かれる方は十分にご配慮をお願いいたします。

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小笠原 イルカウォッチング

2010-09-11 17:54:00 | 鉄道以外の写真ネタ
平成22年9月5日、小笠原の1日。

5日は土曜日のため、せっかくの出張であるが先方の都合もあり仕事をする訳にはいきません。しかし、東京へ帰る船も翌日の日曜日の出港しかないため戻ることも出来ず、ボーっとしているか観光するかを選択することになります。

私は船に乗りたくなかったのですが、同行の同僚の進めもあり、ツアーに参加することにしました。イルカ、クジラ、周辺の島を巡るツアーです。
同僚が予約した「小笠原観光」という会社は、元「父島タクシー」という運送業の会社ですが、現在のメインはやはりウォッチングやダイブなどの海のツアーがメインのようですね。1日コースで8000円(割引で7200円)と、他の会社よりも格安だったようです。

シュノーケリングもやらなくてはいけないのですが、結婚して以来17年も海に入ったことがないし、もちろん、シュノーケリングなんかやったこともないので、出発の際ににオネーチャンからマスクやシュノーケルの使い方を教わります。20人近く乗っていたようですが、使用方法を教わっていたのは私だけ・・・ちょっと寂しかったですね。

そんなこととで出発し、間もなくイルカポイントに到着します。天然のイルカがあちらこちらで見つかります。殆どの人は準備をして船から飛び込みますが、私は足の付かない海に入るのは怖いので、写真を撮ることに専念しました。

そんなことで、今日はイルカの写真をズラーっと並べます。




手前のは逆さになって泳いでますね(笑)。





せっかくキレイに撮れたのに、肝心のイルカが見えません。











今回遭遇したのは「ハシナガイルカ」という種類で、神経質なため人間とは遊んでくれないらしいです。近寄ると直ぐに逃げてしまうようで、みんな飛び込みますが、近寄れませんね。
何度か群れに会いますが、全て「ハシナガイルカ」だったので、その点については船長さんもがっかりしていたようです。

まあとにかく、写真を見てお判りの通り、メチャクチャ海がキレイなんですよ。透明度がどうのと言うレベルではなくて、透明なんです。
この自然、汚しているのは人間だけなんですよね。

小笠原村 イルカのカラー桝(ます)蓋
イルカの乗った郵便ポスト
コメント (8)
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