蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

オアソビ、紆余曲折

2010-12-18 | 趣味

朝日新聞・大阪本社ビル。
ツイン・タワービルとして姿を揃えることになる、お向かいのビルは、ただいま工事中。
どんどん高くなってきている。

向こうに見えるページュの建物は、三井住友銀行・大阪本店。

いま、堂島界隈は、暗くなるとイルミネーションきらきら。OSAKA光のルネサンス。
地下鉄には、にぎにぎしく告知されているが、来週末ぐらいで、終わってしまうようだ。
御堂筋も、銀杏並木に、キラキラがいっぱい。

今年も、あとわずか。
いいことは、あったかな?
悪いことは?
出来事は? イベントは?

年々、時間が過ぎるのが、ハイ・スピードになっていく。


オアソビ5年目の社交ダンス

ちょこっとだけ嬉しい変化は、地味~にやっていた、社交ダンス。
始めてから5年目にさしかかった。

A教室に2年通った頃、B教室にも併用して通い始めた。
ひとつの教室だけでは、グループレッスンだし、あまりにもレッスン・ボリュームが少ないから。
B教室は、今で2年3カ月、現在も継続中。


進度は速いが、ナカミがうすい、A教室

最初のA教室は、丸3年経った昨年の秋に、辞めた。

その理由のひとつは、新人が入ってきては辞め、の繰り返しで、内容が初級から進化しなかったこと。
そして、習い始めた頃には気付かなかったが、あちこちのダンスを研究してみると、
A教室のレッスン内容は、「さあ、皆さんでごいっしょに盆踊り」みたいなダンスで、
素人目には、見かけは踊れているように見えても、
いい加減な幼稚園のお遊戯か、デーサービスの軽体操のような、
基礎を軽視した、土台のない上に、即席で立てた、見てくれだけのいいビルみたいなダンスだった。
わたしは他を知り、次第に、正しい基礎を踏まえた正統派を望むようになった。

その、ぱぱぱっと真ん中を抜いた、いい加減さゆえ、
一見、踊ってる風に見えるまで、どうにかステップ(足型)は進んだ。


基礎はきっちり、進度はカメ、B教室

B教室は、基礎をきっちり、これでもか、というほど丁寧に追求したレッスンだった。
だが、妥協を許さぬ丁寧さゆえに、カメよりも、アリよりも、進度は遅かった。


あっちこっちで武者修行

去年以前は、いろんなダンス会場やパーティに行って、ぶっつけ本番で踊ったり、
ダンスのクラスメートの知人に、ボランティアで教えてもらったり、スポット的にグループレッスンに入ったり

武者修行もした。

昨年、ペアレッスンを半年ほど、個人レッスンを4か月ほど受けていた。
昨年の最多の時には、週に、4ヵ所、通っていた。


突然、つんのめり、急停止

昨秋に足の小指骨折のため、全てのレッスンは、2ヶ月間、中断されたが、
今年明けからB教室は、再開、さらにA教室の替わりに新たにC教室にも、通っている。

個人レッスンは、現役・競技選手・A級プロの先生なので、
わたしにとっては、素晴らしすぎ、豚に真珠。
気持ちがついていけず、再開しなかった。

試行錯誤で始めてみたペアレッスンも、同時に辞めた。


今年は教室以外のあらゆる活動はお休みで、細々と2つの教室だけで、チマチマ踊っている。


よけいな費用がかさむ、派手派手、C教室

ただ、新しいC教室は、ちょっと派手派手感があり、
レッスン内容は、アシスタント任せで、大したことがないのに、
先生へのお礼や、パーティ費、発表会費に、よけいな費用がかさむのが難点。
わたし以外の他の生徒さんは、グループレッスンの他にも個人レッスンを受けておられるが、
そんなにさほど、お上手ではないのに、衣装や発表会やらで、チャラチャラするのがお好きなよう。

もし、レッスン代が高いとしても、内容に見合っていれば、OKだが、
そういう、レッスン以外の、不必要なものにおカネがかかるのは、わたしは、NG。
あまり度が過ぎるようなら、辞めてもいいとさえ思っている。

帯に短し、タスキに長し。


思いがけない展開に、ほっ。

そのなかの、カメのような歩みの、基礎に厳しい、地味地味B教室で、
やっと、初級から、上のクラスに進級のお許しが出た。
昨日、先生から突然、(内密に)告げられ、とても嬉しかった。
わたしより先に入って初級で習っている人も3人おられるが、その方々はどうやら、進級しないようだ。

実は、明るい新人さんが入ってきたあと、また、さらに来期、2人の新人さんが入るようで、
たとえ基本みっちりのB教室と言えど、またズブの新人と同じスタートを切るのかと、うんざり、
もう辞めようかと思ったぐらいだ。
地味で、カメで、頑張っていたけれど、やっと、上のクラスに上がれる!!
嬉しさもさることながら、ほっとした。

これだけあちこちで、やっていても、社交ダンスをやっている人のなかでは、まるでビギナー。
もっと専門的に何十年もやっている人もいるし、老齢になってからは、運動のために継続している人も多い。

わたしは、もっともっと長い間、習っていたような気がしたが、
いま、こうやってまとめてカウントして見ると、たいしたことがないことに気付いた。
なあんだ、たいしたことない、わたし。

一歩、踏み出すと、 奥は、深い。

 

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お稽古事には、根気と、体力と、おカネとがいりますね。