世界では、飢えで苦しむ人もいるのに、
こんなことを言うと、地獄に確実に落ちると思うのだが。
わたしは、人様から果物をいただくと、とたんにブルーになる。
スーパーのビニール袋に5~6個、せいぜい10個以内なら、おおいに結構。
困るのは、どかーんと、段ボール(ミカン箱、リンゴ箱、柿箱)で、いただくとき。
しかも、それが一度に何種類も、次から次から何箱にもなったら・・・
さらに、義母からも、いただきもののおすそわけが箱単位で流れてくる。
果物は、こちらのそんな事情もお構いなしで、勝手にどんどん熟していく。
待ってくれない。
家族は果物は、ほとんど食べないので、わたしひとりが頑張って頑張って食べる。
なので、家で食べきれない分を予測して、あちこちにおすそ分けをしなけばいけない。
何度も何度も、持って行くと、もらっていただく側にも負担がかかるのではと、気をもむ。
ただでさえ、交際範囲が狭い、お付き合いの少ないわたし。
必死で、配っても配っても、その量は、たかが知れている。
封を切っていないものを、そのまま箱単位でもらってくれる人を探す。
2日前から、数軒に打診していたが、返事がないので
今朝、新たに受け入れ先に問い合わせ、合意。(→実家の母)
実家も、モノ余り気味なので、声をかけることはほとんどないのだが、今回ばかりは、
「みかん、いる?」
と電話した。
喜んでもらってくれるとのこと、嫁入り先決定の朗報に嬉しくなって、
さっそく、今朝、宅急便で送った。
送料1270円也。
いただきものをするのは、とても有難く、感謝するのだが、
送料こちら持ちで、急いで、フレッシュなうちに
嫁入り先を探さなければならないのは、若干、ツライものがある。
義母は、わたしとは正反対で、ひろく交際し、モノのやりとりも、すごい量。
自分が食べる種類や量は限られているので、
宅急便のキーステーションのように、いただいたモノをあっちこっちに、振り分ける。
そんなに、じゃぶじゃぶ溢れかえり状態でも、まだデパートから取り寄せたものが、溢れかえっている。
わたしは、モノ・アレルギーになりそうだ。
モノ余り日本と言われるけれど、食品も輸入に頼っているろころが大きい。
経済大国も、その勢いは右下がり。
かつての栄光は、はっきり陰りが見えている。
クリントンさんに、「日本を反面教師に」なんて、言われてしまうんだもの。
あんただけよ、そんな贅沢者は。
とお叱り、非難を受けるのは、よくよく承知。
しかし、これは贅沢なのか?
自分の食べたいものは、二の次、三の次、四の次。
いただきものや、義母からの横流れ品をふーふーいって消費するのが、やっとこさ。
こんな嘆きを人様にいうと、鉄砲で打たれそうなので、(地獄に落ちろ、と背後から蹴落とされそうなので)
こっそり、卑屈に、こそこそ、自分のブログで愚痴っている。
もっと謙虚な姿勢で、毎日を送らなければ、ほんと、地獄に落ちそうです。
皆さんに、支えられて生きています。
ありがとう、のキモチを大切に。
こころでは感謝しつつ、フルーツ恐怖症候群に陥っています。