蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

恒例、日曜の粉アソビ

2010-12-20 | 

 

昨日の娘Rの粉アソビ、チーズケーキ二回目、挑戦。
前回に引き続き、レモンなし。
今回は、外側が焼け過ぎ傾向があるとかで、焼きを中断。
で、中が、ちょっとレア風だった。

上娘Mが、結婚式出席のため、東京から帰省してきていたのと、
夫がゴルフなしで、在宅(一年に一回あるかないかの珍事)

ギャラリーがいつもの2倍になった。
ケーキが減るスピードも、いつもの2倍。
わたしの太るスピードも、2分の1に減速すればいいのだけれど。

上娘Mの出発時間が迫るなか、ぎりぎりセーフでケーキが焼けた。
ばばばと、忙しなくいただき、Mを車で駅まで送って行った。


さて、Mには、結婚仲介所からの営業攻勢が、ここのところ終盤戦を迎えている。

この結婚仲介所長、兼、開設者、兼、オーナー、兼、営業の方が、根気よく説得を続ける。
こじんまりした会だが、会員の質の高さと、
コンピューター大手のようなことのない、手作りならではのきめ細やかさ、誠実さをアピールする。

「Mに聞いてみます」
「Mに、言い聞かせてみます」
「考えてみます」

いつも、わたしの煮え切らない反応で、業を煮やす所長。
その会の、今、一番の売りと思われる、おススメ男性会員の経歴と写真を何通も送ってくる。

はやく入会すれば、お見合いできますよ、ということなのだが。
一度、事務所にお越しくださいと、熱心に勧められる。

「そんなん、行ったら、入会させられるのに決まってるやん」
と、下娘R。

今回、Mが帰ってくるから、本人に聞いてみます、と返事をしていたので、
さっそく夜、電話がかかってきた。

「お嬢さん、どう、おっしゃってました?」

Mは、真面目に捉えてないコメントを数々残したが、そのままその言葉を伝えるのは抵抗があった。

「本人は高飛車なことを言って、ちゃんと向き合っていないようです」
と、おおまかに伝えた。

すると、所長さんは、
「お嬢さんは、よほどおキレイな方なんですね」と、速攻お返しパンチ。

「いえいえ、全然。ぜっっん、ぜんっ、まったく、まーーーっったく、そんなことは、ないんですよ」
と強調すると、所長は、はっはっは(ほっほっほ)と笑った。
ちょっと受けすぎじゃない?
まあ、それぐらいで、いいのだけれど。

親の気も知らないで、Mはほんとに、・・・・ぷりぷり。

「今の年齢のあいだに、選べるうちに、ぜひ、入会をお勧めします。
年齢が高くなると、本当に、選べなくなってきますから。
本当ですよ、おかあさま]

 

よくよく、重々わかっているのだが、なんだか、ひっかかる。
年齢。
若いうちに。
いまに、選べなくなる。

選んでもらうのをじっと待つ、ペットショップの売れない犬みたいになるのかな。

そういう経路で、わたしも29年前、ペットショップから飼い主に買っていただいたのだ。
最終セールにつき、ちょっと値引きをしたかも?


「いまのあの子には、ぴんと来ていないようです。
選べなくなって初めて、わかるんじゃないですか?」と、わたし。

「それじゃあ、遅すぎます。
いい条件で、高飛車に選べる今のうちにこそ、おススメしているんです」



所長のことば、わからなくもないけれど、微妙なお年頃、20代後半。
Mは、子供を産むタイムリミットのアラフォーにもなっていない。
でも、友人の結婚式は、いったい何回参加していることやら。
わたしが、友人たちの名前を聞いても覚えられないことを、Mにいつも非難される。

「おかあさん、わたしのこと、興味ないんでしょ。友だちの名前、全然、覚えられないやん」

あああ、ごめん。ごめん。
これからは、しっかりメモしときます。


「年末に帰ってくるMに、もっとじっくり話し合って、答えを出します」
とまた、苦し紛れに、所長に締め切りを延期したわたし。

今度こそ、Mに、ちゃんと勧めてみよう。

といっても、あと2週間後に、彼女が変わっているとは期待できないけれど。 

 

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ペットショップの犬、老いて病気になって、引き取り手がいなかったら、どうするのかな・・・
ペットショップから抜け出して、野良犬になると、保健所員に捕えられ、こわい結末が待っているのでは・・・

ペットショップの犬じゃないし、ね・・・