お金って、大事だ。人生の選択肢に大きくかかわる。
お金だけでは、解決できない事もあるが、たいがいのことは、お金でカタがつくことが多い。
お金には換えられないものも、もちろんある。
お金は、あっても邪魔にならないし、できれば、たくさんあるほうが、心強いのも確かだ。
でも、必要以上にお金があると、傲慢になったり、働かずに怠惰になったり、と、負の作用もあるだろう。
夫婦にも、お金は重要な要素。
たとえば、熟年離婚。
お金をスッキリ分けて、別々の道を歩んで行くのも、ひとつの道。
分けるお金がない場合は、どうする?
あるいは、一人では歩いていけないほどのお金しかない場合は、どうする?
離婚というカタチをとらなくても、別居とも同居とも言えない、時々顔を合わせる、
つかず離れずのような、二本の線を同時進行という選択肢もある。
夫は、「仕事がもう嫌になっている、やめたい」と言うのが口癖。
(特に、日曜日の夜にそういう気分になるようだが、これは若い人でも同じ)
早朝から夜まで、馬車ウマのごとく働いているので、いいかげん疲れるというのもよくわかるのだが。
はやく大キライな仕事をやめて、リタイアしたい、と、言う夫。
そこで、まだ走らなければいけない馬の、目の前のニンジン効果として、
わたしは、夫には、「リタイア後にはロングステイしたら?」と理想の夢を見ることをおすすめしている。
毎日、大好きなゴルフができる、お酒が飲める、仲間とワイワイ南国の地で、愉しく過ごしたらいいじゃない、と。
どなたかのブログで、そんな生活は、数分で飽きる、と書いておられたが、それは、まだお若い証拠。
うちの夫の場合は、泣いて喜ぶと思う。
わたしも気が向いたら、夫のステイ先をぶらりと訪れるかも知れないし、
わたしはわたしで、好きな国にも行きたいし、大手を振って、束縛されることなく、過ごせる。
夫がステイ先でステキな女性と仲良くしているとしても、
お金は、もうすでに二人で分けていれば、各自、自分の分のお金の使い道は自由。
故郷にUターンしたければ、すればいいし、田舎に移住したければ、すればいい。
お互いに干渉しない。
自分は自分で、楽しめばいい。
お互い、別々の楽しみ方もあるし、いっしょに楽しむ場合もあるだろう。
夫が別の女性と結婚するのであれば、半別居は解消され、本格的に離婚することになるだろうけれど。
ただし、これらは、ある程度のお金と、健康が必要だ。
一人では無理で、二人いっしょでないと、生活できない状況であれば、同居せざるを得ない。
お金と健康さえあれば、あとは、どうにかなる。
それに、あとは、よほど変人でもない限り、人とのお付き合いも、多い少ない、頻繁かそうでないかという、
多少の個人差はあっても、そこそこ人との交流はあるだろう。
生きていると、あれこれあるだろう。
ただ、その二つは、気をつけていなければ、知らない間に、なくなっていたりする。
日々、努力しないと保てないもの。
目減りしていっても、補充しなければ、心寂しい。
だが、年を取ると、お金も健康も、目減りしていくが、補充の術がない。
人とのお付き合いも、努力を怠ると、だんだん先細りしてくるだろう。
お金も、健康も、人もままならぬ、となると、
くたびれて、うちひしがれていても、夫と細い肩を寄せあって生きるしかない?
いえ、夫じゃなくても、同じ想いの(異性とは限らない)人と、寄り添いあって生きるのも、ひとつの残された方法か?
はやくパソコン、直してくれないかなあ。。。。
娘Rよ。
母は、自宅で落ち着いてブログ更新できなくて、とても困っておりまする。
Rに身を小さくして頼むと「自分でやれば?」と言う。
わたしができるなら、頼むわけないじゃろ。
いじわる娘に、いじめられております。