蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

無題

2014-02-10 | わたし
昨日の記事、Aさんご本人がご覧になっていたら、気分を害されたかも。
まず、「知人」という表現。
「友人」としたかったのだが、彼女がそう感じていないと困るので、無難な線で「知人」にした。

お互いの家も行き来したことがあるし、ご家族にも何度かお会いしたことがある。
なので、知人ではなく、わたしにとっては友人なのだが。
スパンが、おそろしく長い。
彼女は、勉強と仕事と家事で忙しいし、わたしもなにかと多忙なので、お会いするのは数年に1回。
近況は、年賀状。
電話もメールもほとんどしない。

わたしは、それで十分満足。
とてもコアな関係だと思っている。

べらべら長々としゃべるのは、会っているときだけ。
数年分を一気にしゃべる。
ずっとずっと、何回も何回も頻繁に会ったとしても、そう変らないと思う。
たとえ毎日、いっしょにランチしていたとしても。

10時間ドキュメントの録画を30分に編集したようなものか。

いつお会いしても元気で明るい彼女には、エネルギーやビタミンをいただいている。
「会ってないときは、元気じゃないのよ」などとおっしゃるが、
メリハリも大事だ。
応援するほうは、全然頑張らなくて良いので、楽々、さぼりっぱなし。
こうやって、年を重ねる、ストレスフリーのわたしだ。

・・・

ちなみに、まったく話は変り・・・


わたしの天敵は、マリー・アントワネット。
語り継がれているマリー・アントワネット像は、実在の人物とは離れ、
政治的、策略的に、作られたイメージも多いかと思うが。

「パンがなければ、ケーキを食べればいいのに」発言は、
ほんとうは、マリー・アントワネットの言葉ではなく別人のもの、という説もある。

わたしが、彼女的な(あくまでマリー・アントワネット本人ではない)性質が苦手なのは、
おそらく、わたしと近い部分があるからだろう。
楽天的で、わがまま。人の目を気にすることなく自由奔放。
それを堂々と自分から「わたしは、これこれ、こんなのよ」と肯定的に振舞っているところが、わたしのカンに障る。
隠すとまではいかなくても、人には不快に思われるかも知れないので、控えめにするとか、
あえて外には出さない、とか、なんらかのコントロールが欲しいと感じる。
制御されていない、というより、自分で気付いていないところが、嫌。

しかも、似たような人が集まり、わいわいやっている。
いわゆるお嬢様という人種である。

わたしはお嬢様が非常に苦手。
お嬢様だが、勉学に勤しみ、ちゃんと仕事を持ち自立している人は、OK。(ああ、上から目線)
煌びやかな、くるくるぱーのお嬢様軍団には、気配がするだけで、わたしは、ささっと伏し目がちに後退する。
「ママが、ね」と言って良いのは、小学生まで。
大人になったら、人前では「母」って言うのですよ。
どこかの、いけすかん、小言バアさんみたいになっている、わたし。

悪口を書いていると、自分自身の人格を貶めていることに気付く。
が、確信犯。
もともとたいした人格でもない。

わたしのバイブルである「負け犬の遠吠え」(2003年)の作者・坂井順子女史と、ちょうど目の仇でもある人物像だろう。
バイブルといっても、すでにその時は、人生の真ん中はとっくに過ぎていたが。
もう、いまさらコース変更も出来ない時点で、答えあわせのように読んで、
けっこう、ネタが豊富に詰まっていて楽しめた。
(古いハナシだ)

ガチガチの理系女子でもない、中途半端文系女子の、もっとも中途半端な対極である。
そこが面白い。
お嬢様でも、理系と文系をわたしは分けている。
理系は、お嬢様に位置づけていない。(たんなる偏見である)
お嬢様を脱している、クリアーして、上に昇格している、と勝手に思っている。
文系でも、ばりばりの文系女子もいて、社会でばりばりに活躍していると、それはそれで、また、お嬢様を脱している。
ばりばりではない文系女子、
つまり、超中途半端な、たいして有能でもなく、役にも立たない文系女子、(その典型は、わたし)
こういう人種が、お嬢様というカテゴリーだけをへんに恥ずかしげもなく強調して掲げていると、ハナにつくのである。

なので、その場合は、隠れお嬢様であることが望ましい。
「隠れ」どころか、「強調」は、痛々しくて目が当てられない。

・・・

まだまだ書きたいが、時間がきた。
今日のブログは、自己嫌悪。
しかし、これは、特定の人物を非難しているわけでは決してない。
イメージの好き嫌いを言ったまでだ。
オレンジが好きで、バイオレットは嫌い、みたいなものか。

ということで、突然ではあるが、結論もなく、終了します。
斬られて深い傷を負った、とお感じになられた方、
たんなる負け犬の遠吠えですので、スルーしてください。


にほんブログ村 小説ブログ エッセイ・随筆へにほんブログ村人気ブログランキングへ