隙間の実家3を書いて、懐かしい当時の気分に浸れた。
楽しい気持ちになれて、自分のブログの恩恵を自分が受けた。(自己完結)
コロナ猛威で孫たちの学級閉鎖や、登園禁止など、親はかなりの打撃を受けている。
リモートワークも一歳児を見ながらは難しいことは、育児経験がある人なら絶対にわかるはずだ。
それでもコロナ禍より仕事優先だとすると職場の体質を疑われかねない。
というか本末転倒。
ちなみに生協の個別配送、昨日は待っても待っても来ない。
ずーっと待っていた。
お休みなんだろうかと夕方、電話で問い合わせるが、なかなかつながらない。
やっとつながるものの、ただ今配送は1.5時間遅れとのこと。
コロナ禍で人員が削減されているのかも知れないと予想した。
皆さん、大変だ。
じっと我慢しかない。
さて、話はころっと変わり、、、
わたしの大好きな番組、NHK TV「ファミリー・ヒストリー」。
昨日は中村雅俊だった。
すごく苦労している家庭に育っていた。
舘ひろしは、ドクター家庭だったが、まるっきり違う背景ではあるにもかかわらず、俳優というものは、背景を無にして本人色、キャラクターを打ち出すのはすごい。
ほぼほぼ似たような年齢、背格好なんだけど。
俳優一本で生計を立てるのは並大抵ではないと、つくづく思った。
だが、成功すると大きい。
一発屋では後が続かない。
やはり、根性、精神力は、前々から目に見えない深いところで受け継がれてきたものがあると想像する。
能力は、ひょんなところで顔を出す。
ではあるが、日本は島国だと感じる。
上下関係は整っているが、横の関係を結ぶのが下手だとか。
だからグローバル、インターネット時代には、日本は付いていけない。
上下関係文化が邪魔しているらしい。
文化や気質を紐解くに当たって、日々の暮らしから推測する方法がある。
農業と漁業は違う。
沿岸部か山間か、地域による。
脈々と農業で来ている家系と、漁業の家系は傾向、特色が異なる。
わたしの姉が嫁いだ先は漁業で生計を立てる人が多くいる地域。元漁村。
我々は、農村のルーツ。
地域カラーが噛み合わなかった。
農業は、土を耕し種を蒔き肥料をやり育てて収穫する。スパンが長い。
漁業は、生きた魚や魚介類を捕獲する。
荒れ狂う海、危険も伴う。
手をかける時間配分や方法が違う。
延々と何百年もそれぞれ各々、生業として向き合い生活していると、気性や考え方、暮らし方も違いが出てくる。
日本人は農耕民族?
海に囲まれているから漁業も当然行われる。
林業は、衰退。
明治以降は、近代産業が盛んになったと、小学校か、中学校で習ったような、、、。
第一次産業は、ぐーんと下降し、輸入に頼るようになっている。
もちろん今でも第一次産業に携わっている方々もおられる。
気象に左右される、大変なお仕事だ。
中村雅俊は、女川町出身で津波被害は甚大。高校卒業後、逃げるかのように故郷を後にしたそうだが、年齢を重ねると故郷の思いも変わってくる。
まして、故郷が激変したとなると。
運というのは大きく人生を左右する。
人の人生を見て他人事ではあるがそう強く思う。
だが、数々の不幸を乗り越えて、点と点がつながって長い道のりが切れずに繋がっているということは、絶えない大きな生命力みたいなものが運を作っているのかも知れない。
食べるのに困り、移住を余儀なくされる歴史はよくある。
より良いものを求めて新天地を目指すこともある。
逆に、わたしの場合の幸運のキーワードは「動かない」ことかなと。
じっと、じっと、長い年月をその場を動かず今日まで来たのは、悪いことがなかったからだ。
少しぐらいの不幸では潰れず持ち堪えられた。
何も特別に悪いことが起こらない幸せ、平凡な幸せをひしひし感じる。
これはわたしが人生最後あたりで、あとはこのまま逃げ切るだけだからそう思うのかも知れない。
やりたいこととか、やり残したこととか、あまり思い浮かばない。
現状維持が望みだか、それは厚かましい望みかも。
静かにゆるやかに下降していく中で、その時々の楽しみを味わうことが出来たら幸せだ。
ホンネは、1日も長く今の幸せが続くように願うが、あまり期待しすぎると凝り固まって柔軟に順応できなくなる可能性があるので、幸せの目減りは想定範囲内だと覚悟しなければ。
て、まあ、どうにかなると思っている。
今日は今日の楽しみがあり、
明日は明日の喜びがある。