『ゴジラ×コング 新たなる帝国』(原題:Godzilla x Kong: The New Empire)
監督:アダム・ウィンガード
出演:レベッカ・ホール,ダン・スティーヴンス,ブライアン・タイリー・ヘンリー,ケイリー・ホトル,
アレックス・ファーンズ,ファラ・チェン,レイチェル・ハウス他
109シネマズ箕面にて、前述の『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』の次に。
クロスオーバーって言われても、どういうところを指してそう言うのって感じですが、
ハリウッド版の『GODZILLA ゴジラ』(2014)などの“ゴジラ”シリーズと
『キングコング 髑髏島の巨神』(2017) の世界観がクロスオーバーする“モンスター・ヴァース”シリーズ作品なんですと。
本作は『ゴジラvsコング』(2021)の続編で、監督も引き続きアダム・ウィンガード。
怪獣と人類が共生する近未来。
コングと話すことができるイーウィス族の聴覚障害の少女ジアは、このところコングのことが心配でたまらない。
ジアが無意識に描いた絵を見た養母でコングの研究者であるアイリーンは、
前作でもひそかに活躍したポッドキャスト配信者のバーニーに相談。
ジアの絵が地下空洞から発せられているシグナルの波長と酷似していることがわかる。
地下空洞で暮らしていたコングが突如として地上に姿を現し、人々は驚くが、
ジアを通してコングが歯痛に悩んでいると知る。
アイリーンが招いた獣医トラッパーが治療を施し、歯痛から解放されたコングを地下空洞へと戻しがてら、
シグナルの原因を探るため、アイリーンとジア、トラッパー、バーニーらは地下空洞へと向かう。
これまで未確認だった地下空洞のエリアまで到達した一行。
そこにはもうひとりもいないと思われていたイーウィス族が存在しており、
彼女たちによれば、地上世界の征服を狙うスカーキングが恐怖で手下を支配しているらしい。
コングだけではスカーキングに勝てないだろうが、
もしもゴジラとモスラが一緒にスカーキングと戦えば勝てるとアイリーンたちは考え……。
派手、とにかく派手。これだけ派手だと飽きるとき無し(笑)。
トラッパー役のダン・スティーヴンスの軽いノリと超前向きなところが抜群に良い。
そうそう、アイリーンもジアも超前向きなんですよ。もう駄目だとか思わない。
バーニー役のブライアン・タイリー・ヘンリーだけは少しヘタレなところも可笑しくて○。
バーニーがトラッパーにくっついているところなど笑ってしまいました。
まったく、ゴジラでどんだけ続編つくるつもりやねんと思わなくもないですが、
日本が生んだ怪獣がこうして何十年経とうとも世界で愛され続けるのは嬉しいなぁ。