『 天 空 に 舞 う 』
ご 案 内
小学三年生で出会った、啓介と早知子は、特別の仲好しから恋人へと変わっていきます。しかし、大学二年生の時に二人に悲劇が襲います。
失われた命とは、断ちきれぬ想いとは・・・、物語は、啓介を中心として展開していきます。
全編七十四回と若干長編ですが、ぜひ、ご一読いただきますよう案内申し上げます。
『 天 空 に 舞 う 』
ご 案 内
小学三年生で出会った、啓介と早知子は、特別の仲好しから恋人へと変わっていきます。しかし、大学二年生の時に二人に悲劇が襲います。
失われた命とは、断ちきれぬ想いとは・・・、物語は、啓介を中心として展開していきます。
全編七十四回と若干長編ですが、ぜひ、ご一読いただきますよう案内申し上げます。
『 停戦へ一歩踏み出せるか? 』
トランプ大統領とプーチン大統領が
ロシアによるウクライナ侵攻について
戦争終結への協議を 電話で行ったと伝えられている
そうそう簡単には 行くまいが
ロシアが 相当のダメージを受けていることは 確からしい
ウクライナは支援頼りだが 死傷者の被害は厳しい状況だ
一時的な停戦に踏み出す第一歩は 停戦ラインの設定だろうが
両国の メンツと実利を調整するのは 大変だろう
しかし 両国共に 命の尊厳を考えれば
メンツも実利も 大幅に譲歩するところに来ているのではないだろうか
何とか第一歩が踏み出せるよう トランプ大統領の豪腕に期待したい
☆☆☆
『 煙立つ見ゆ ・ 万葉集の風景 』
春日野に 煙立つ見ゆ 娘子らし
春野のうはぎ 採みて煮らしも
作者不詳
( 巻10-1879 )
かすがのに けぶりたつみゆ おとめらし
はるののうはぎ つみてにらしも
意訳 「 春日野に 煙が立っているのが見える 乙女たちが 春の野のうはぎ(ヨメナ)を 摘んで煮ているのだろう 」
* 「巻10」に収められている歌のほとんどは、作者名が記されていません。この歌もその一つです。
* 歌の内容は極めて平易で、春の日の、のどかで平和な様子が描かれています。
春日野が舞台ですから、詠み人は、奈良の都で生活する比較的豊かな人、あるいは、かなり高貴な人なのかもしれません。
描かれている情景に何の意外性もありませんが、のびのびとした乙女たちの生活ぶりが映し出されているように思われます。
☆ ☆ ☆
『 大谷さんのニュースが増えてきた 』
大谷翔平選手のニュースが 増えてきた
山本由伸選手に加え 佐々木朗希選手も加わり
さらに 日本での開幕とも重なって
テレビでは 大谷選手の姿が連日報じられそうだ
どうやら ワイドショー番組の主役は
トランプさんから 大谷さんへ 交替かな!?
☆☆☆
『 スーパーボウルは凄い 』
米アメリカンフットボールの
スーパーボウルを ニュースで見た
ごく断片的だが やはり凄い
米国全土が熱狂し テレビ視聴者が
1億数千万人というのも 分る気がする
今年は トランプ大統領も観戦していたが
多忙の中で 精力的な行動に
こちらの方も 凄さを見せつけられたような気がする
☆☆☆
『 「病気は気から」と励ますことも大切でしょうが、気の持ち方がすべてのような考え方には納得出来ません。 』
病がどこからやって来るのか知りませんが、必ずしも、心の在り方や精神的なものだけで起きるものではないと思うのです。
「病は気から」と励ますことも大切でしょうが、気の持ち方がすべてのような考え方には納得出来ません。第一、「病は気から」という言葉が立派なように取られがちですが、考えてみれば、病気という字を少し読み変えただけなのですよ。
病気は、厳然としてあるのです。
( 「小さな小さな物語」第一部 NO.40 より )
2009.04.07 投稿分
『 ほっと一息 』
当地は 久しぶりの快晴
温度は まだまだ低いが
日差しのある間は ほっと一息させていただいた
一方で まだ雪に関するニュースも多く
雪崩も発生しているようだ
ただ 日の出も 日の入りも
正月頃とは ずいぶん変ってきた
まだ一波二波 寒波はあるとしても
春は 確実に 近づいてきている
☆☆☆
『 わらしべを授かる ・ 今昔の人々 』
京に一人の青侍(アオサムライ・年少の身分の低い侍。侍は、貴族などに仕えて警備や雑役に従事する身分の低い男。)がいた。父母も妻子もなく、頼るべき人もいなかった。
その男は、長谷寺に参り、観音の御前で、「私は貧しくて何の蓄えもありません。もし、現世がこのまま終るのであれば、観音様の御前で餓死してしまおうと思います。また、もし少しでもお恵みをお与え下さるのであれば、その事を夢でお示し下さい。そうしていただかない限り、絶対にここから出ていかないつもりです」と申し上げて、そこにひれ伏した。
寺の僧たちはこの男を見て、「このように伏せっているお前は何者だ。見れば、食事をする所もあるとも見えない。もし、このまま死にでもすれば、寺に穢れが生じる。お前は誰を師としているのか」と訊ねると、
男は、「私は貧しい者です。師とする人などおりません。ただ、観音様におすがりしているだけの者です。食事をする所などありません」と答えた。
寺の僧たちはこれを聞くと集まって相談して、「この男は、ひたすら観音様に無理を申し上げるだけで、頼る所もない。このままでは、寺にとって困ったことが起こる。仕方がないので、皆でこの男の面倒を見てやろう」と決めて、交替で食べ物を与えたので、男はそれを食べながら仏の御前を去らず、昼夜を分かたず祈念しているうちに、三七日(ミナノカ・二十一日)にもなった。
その明け方の夢に、御帳の内から僧が出てきて、この男に、「お前は、前世の自分の罪の報いということを知らずして、むやみに観音を責めるのは極めて不当なことである。とはいえ、お前があまりに哀れなので、少しの物を授けよう。されば、お前が寺を出て行く時に、何であれ手に当たった物を棄てずに、それがお前に授けられた物だと思いなさい」と仰せになる、と見たところで目が覚めた。
その後、心を懸けてくれている僧の部屋に寄って、食物を乞い、それを食べてから寺を出て行こうとした。その時、大門の所でけつまずいてうつ伏せに倒れた。すぐに起き上がったが、意識もしなかったが手に握られている物があった。
見てみると、わらしべ(稲藁の芯)であった。「これが授かり物だというのか」と思ったが、棄てずに持ち帰るうちに夜も明けた。
明るくなると、虻(アブ)がやって来て男の顔の周りを飛び回った。うるさいので、木の枝を折って追い払ったが、なかなか逃げないので、手で捕まえて、腰の所を拾ったわらしべで引きくくって持つと、虻はぐるぐる飛び回る。
ちょうどその時、京の方から、然るべき身分の女が、車に乗ってお参りに来た。その車の簾を頭に乗せて外を見ている稚児がいた。
その子が、「あの男が持っている物は何かな。あれをもらって欲しい」と言った。馬に乗っていた従者が近づいてきて、「そこの男、その持っている物を若君が欲しがっているので、差上げよ」と言った。
男は、「これは観音様から頂いた物ですが、それほど欲しがっていらっしゃるなら差上げましょう」と言って渡すと、「それはまことに有り難い」と言って、「お前、喉が渇くだろう。これを食べなされ」と言って、大きな蜜柑を三つを香りの良い懐紙に包んで与えてくれた。
男は、「わらしべ一本が大きな蜜柑三つになったぞ」と喜んで、木の枝に結びつけて、肩に打ちかけて歩いて行くと、身分賤しからぬ人が、お忍びで侍などを連れて、徒歩で長谷寺に参詣にやって来た。
その人は、すっかり歩き疲れて、息を切らして坐り込んで、「喉が渇いてたまらない、水を飲ませてくれ。もう死にそうだ」と言っているが、供の人々は慌てふためいて、「近くに水はないか」と大騒ぎしているが、見当たらない。
「どうすればよいか」と供の人々が困り果てていると、この男がそっと近づいてきたので、「この近くに、きれいな水がある所を知らないか」と訊ねると、男は「近くには水はありません。いったいどうなさったのですか」と言うと、「長谷寺に参詣なさるお方が、歩き疲れてしまって、喉が渇ききってしまわれたので、水を探しているのです」と供の人が答えた。
それを聞いて男は、「私は蜜柑を三つ持っています。これを差上げましょう」と申し出た。
そこで、蜜柑を受け取った供の人たちは、疲れて寝入っている主人を起こして、「あそこにいる男が、蜜柑を下さいました」と言って蜜柑三つを差上げると、主人は、「私は喉の渇きで、いつの間にか気を失っていたのだな」と言って、蜜柑を食べる。そして、「この蜜柑がなければ、旅の空で命を落すところだった。本当にありがたかった。その男はどこにいるのだ」と尋ねたので、「すぐそこにおります」と答えた。
主人は、供の人たちに命じて、食事をさせた後、美しい布三反を与えて、「旅先のことなので、こんなことしか出来ない。ただ、これはお礼の一端に過ぎない。京では此れ此れの所にいる。必ず訪ねて参れよ」と言って自宅を告げた。
男は、受け取った布三反を脇に挟んで、「わらしべ一つが布三反になった。これは観音様のお助けだったのだ」と、心の内で喜びながら歩いて行くうちに、その日も暮れてきたので、道の辺にある小家に宿を借りた。
夜が明けると、早くに起きてまた歩いて行くと、立派な馬に乗った人が、その馬を可愛がりながら馬なりにゆっくりとやって来るのと出会った。
「まことに立派な馬だなぁ」と見ていると、その馬が突然倒れて、見ているうちに死んでいく。乗り主は、あまりの事に茫然と立ち尽くしていたが、すぐに鞍をはずし、「どうすれば良いのか」などと言っているが何の甲斐もなく、別に連れていた駄馬に鞍を移して乗って行ってしまった。
ただ、従者を一人残して、「この馬を人目の着かぬ所に移せ」と命じておいたので、命じられた従者は途方に暮れながら死んだ馬のそばに立っていた。
そこへ、例の男は歩み寄って、「この突然死んでしまった馬は、どういう馬なのですか」と尋ねた。従者は、「これは、陸奥から宝物のように大切に連れてきた馬だ。多くの人が『言い値で買いたい』と言ってきたが、相手にすることなく持ち続けていたが、絹一匹(二反)さえ得ることなく死んでしまったのだ。『せめて皮だけでも剥ごうか』と思ったが、『旅の途中でそれもどうか』と思案しているところなのだ」と言った。
男は、「『実に立派な馬だ』と見ていましたが、突然死んでしまうとは・・、命のあるものは儚いものですねぇ。ところで、皮を剥ぐと言ってもすぐに乾くものではありません。私はこの近くに住んでいますので、そういうことが出来ます。私にお与え下さって、ご主人の後を追われてはいかがでしょう」と言って、持ってる布一反を渡すと、従者は、「思い掛けぬ良い話だ」と思って、気が変っては大変だと思って、布を受取ると逃げるように去って行った。
この死んだ馬を買い取った男は、「私は、観音様のお告げによって、わらしべ一つを手にしたのが蜜柑三つになった。さらに、蜜柑は布三反となった。もし、この馬が仮に死んでいるようになっているだけで、生き返って我が馬になれば、布がこの馬になるかもしれない」と思って、買ったのであろう。
そこで、男は、手を洗い口を漱いで、長谷の御方に向かって礼拝し、「もしこれがお恵みによるものであれば、速やかにこの馬を生き返らせて下さい」と祈念すると、馬は目を見開き、頭を持上げて起き上がろうとしたので、男は寄って行き抱きかかえるようにして起こし立たせた。
男は大喜びで、「誰か来たらまずい」と思って、人目のつかない所に引き入れて、しばらく休ませた。そして、馬が元気を取り戻すと、人家を訪ねて、残っている布一反を粗末な鞍と交換し、その馬に乗って京に向かって上っていった。
宇治の辺りで日が暮れたので、人家に宿を求め、最後の布一反で馬草、自分の食糧に替えて、夜が明けると京に向かった。
九条の辺りに住んでいる人の家を見ると、何かの用で旅立つような様子で騒がしくしている。
男はその様子を見ると、「この馬を京に連れて行くと、もしこの馬を見知っている者と会うと、『盗んだのではないか』と言われでもすればつまらない。されば、ここで売ろう。旅立つ時には馬が必要なはずだから」と思って、馬から下りて近寄り、「馬を買わないか」と尋ねると、ちょぅど馬を求めていたようで、この馬を見ると、実に立派な馬なので、喜んで「ぜひ、その馬が欲しいが、今は絹や布などがないので、この南にある田と米少しとで替えてくれないか」と言った。
男は、「本当は絹や布が欲しいのですが、馬が必要のようですから、仰せのように致しましょう」と答えた。
その家の人は、その馬に試しに乗ってみると、まことにすばらしいので、九条辺りの田一町と米少々とで交換することとなった。
男は、譲渡の手続きなどを終えると、京に少しばかり知っていた人に宿を借り、手に入れた米で生活していたが、やがて、田をその近辺の人に小作させて、収穫の半分を受け取って生活の糧にしているうちに、次第に資産が増え、家なども建てて何不自由なく過ごすようになったという。
長谷観音のお助けだとはいえ、まことに痛快なお話ではある。
☆ ☆ ☆
( 「今昔物語 巻第十六の第二十八話」を参考にしました )
『 トランプ大統領 プーチン大統領と電話会談 』
トランプ大統領が プーチン大統領と
ウクライナとの戦闘終結について 電話したと語った
わが国では 石破首相が 日米会談を無事終えたことで
一安心というニュースが 多く見られたが
トランプ大統領は すでに次を見ているようだ
泥沼状態のウクライナ情勢 もしかすると トランプ大統領の一石が
何らかの変化を もたらしてくれることを 期待したい
☆☆☆
『 交通渋滞も交通事故も多発 』
厳しい寒さが続いている 大雪はまだ続きそうだ
各地から 交通機関の渋滞や麻痺状態が伝えられている
当地も厳しい寒さながら 積雪は申し訳ないほど無い
この数日は ふだんあまり雪のない地域でも積雪があり
交通事故などが 多発しているようだ
今しばらく くれぐれもご無理をなさらないように
☆☆☆