雅工房 作品集

長編小説を中心に、中短編小説・コラムなどを発表しています。

バレーボール女子は 残念だったが

2023-09-25 18:41:05 | 日々これ好日

     『 バレーボール女子は 残念だったが 』

    バレーボール女子は 熱戦の末 ブラジルに敗れた
    残念ながら 今大会での五輪切符は逃したが
    来年の最終選考では 十分期待できる ランキングにある
    楽しみにしたい
    さあ 今度は アジア大会を 楽しませていただこう

                     ☆☆☆      
    

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三日に一度は追わねばなるまい

2023-09-25 08:15:29 | 私の好きなフレーズ

 『 権兵衛さんがからすを追い払うのは、三度に一度なのです。すなわち、あとの二度は、自分の努力はからすたちに取られるものだと達観しているのです。』


♪♪ ゴンベが種まきゃ からすがほじくる
        三度に一度は 追わねばなるまい
      ( 中略 )
からすとは、ライバル会社であったり、同僚であったり、調子だけ良い上司だったりします。
彼らは、権兵衛さんが丁寧に耕し、種をまき、水や肥料をやり、収穫を楽しみに畑を離れるのを待って、ほじくり返します。
畑は荒らされ、種は食べられてしまいます。
それどころか、種をせっせと自分の山へ運んでいくからすもいます。
さらに驚くことには、さんざ畑をほじくり返したうえで、これだけほじくり返したのだから、この畑は自分の畑だと言い張るからすさえいます。

権兵衛さんの苦労が良く分ります。
権兵衛さんの無念さは、サラリーマンがたびたび味わう無念さと同じだと思われてなりません。
しかし、私たちが学ばねばならない大切な教訓は、下の句ではないでしょうか。
そうです、権兵衛さんは「三度に一度は追わねばなるまい」と言っているのです。人の良い権兵衛さんですが、いつもいつもからすの勝手にさせておくわけにはいきません。
私たち平均的なサラリーマンは、いつもいつもお人好しでいるのではなく、三度に一度は自己主張すべきなのです。
しかし、権兵衛さんがからすを追い払うのは、三度に一度なのです。
すなわち、あとの二度は、自分の努力はからすたちに取られるものだと達観しているのです。

     ( 「言葉のティールーム」 第四話 より )


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