マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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蛙の歌が聞こえてくる

2010年12月24日 07時26分33秒 | しゃしん
11月30日まで近鉄桜井駅南側の喫茶「coffee Think」店で展示された『雨蛙』写真展。

こんにちわと蓮から顔を覗かせるカエル。

風ちゃんじゃないけど立ちつくすカエルの愛嬌姿。

圧巻はカエル跳びだ。

数十枚に描き出されたカエルはあっちへ跳び、こっちへも跳ぶ。

その姿は飛行体。

カエルの姿は小さいのだが写し込まれた山々が雄大すぎて(かどうか)、まるでスカイダイビングしているように大空を飛んでいるようにみえる。

愛くるしいカエルの顔つき。

こんなに表情があっただなんて・・・。

笑っているカエル、泣き顔のカエルがあっても可笑しくないように思えた。

写真が訴えるカエル。

それぞれのカエルたちは何かを語りかけているようだ。

6年簡に亘って撮影し続けてきた野口文男さんはいちばんカエルの気持ちが判るのではないだろうか。

ネコを撮っているんだと言っていた氏。

実は秘かにアマガエルを被写体に選んでいたんだ。

是非ともこの写真にカエルが自ら発した言葉を添えて、蛙の歌が聞こえてくるポエム本を発刊してほしい。

これは願いではなく、それを求める人がここに居るちゅうことだ。

(H22.11.27 SB932SH撮影)