田原本町の法貴寺は2か所でゴウシンさんが行われている。
大和川西堤防付近にある川東惣講中の大神宮石塔と、今では公園になっている昭和57年の10号台風の豪雨で決壊した旧大和川より少し西側にある川西講中の大神宮石塔である。
神事を執り行うのは池坐朝霧黄幡比賣神社の藤本宮司。いつもお世話になっている。
御湯の作法をするのは法貴寺在住の小学生の巫女があたる。
始めに行われるのは川西講中のゴウシンさんである。
川西は前田、西南、西口、北、観音寺の五垣内の人たち。
寛政八年(1796)六月に川西講中が寄進された大神宮の石塔に神饌を供えて湯釜を沸かしておく。
準備が調ったころに出仕された宮司。祓え、祝詞奏上など神事を斎主する。
法貴寺集落を東西に通り抜ける街道は車の往来が激しい。
いやおうなしに宮司の背中を通っていく車に気をつけなければならない。
その道は郵便屋さんも走り抜けていく。
数年前に行われた川西のゴウシンさんには御簾や提灯もあったが、この年は見られない。
神事を終えるころに到着した里の女児巫女。
民家前に設えた湯釜に向かって御湯の作法をする。
始めに幣を振る。
その次に幣を湯に浸けてかき混ぜるような感じで湯釜の縁回りを回す。
笹束を受け取った巫女は鈴を持ってシャンシャンと鳴らしながら左に一周、次に右へ、そして左に一周するように回る。
次に洗い米を湯釜に投入して、塩、酒を注いで湯釜を清める。
御湯釜の禊祓いである。
本殿に向かって正面、左方、後方、右方への左回りに三度の一礼をする四方の神寄せのあとに笹を釜湯に浸けて前方に五回、側方に五回、後方に五回の湯飛ばしをする。
鈴・笹を持って左、右、左に舞って神楽舞をする。
参拝者に向かって鈴を大きく左右に振って祓いを終える。
御湯を終えれば使った笹束を大神宮に括りつけておく。
(H25. 7.16 EOS40D撮影)
大和川西堤防付近にある川東惣講中の大神宮石塔と、今では公園になっている昭和57年の10号台風の豪雨で決壊した旧大和川より少し西側にある川西講中の大神宮石塔である。
神事を執り行うのは池坐朝霧黄幡比賣神社の藤本宮司。いつもお世話になっている。
御湯の作法をするのは法貴寺在住の小学生の巫女があたる。
始めに行われるのは川西講中のゴウシンさんである。
川西は前田、西南、西口、北、観音寺の五垣内の人たち。
寛政八年(1796)六月に川西講中が寄進された大神宮の石塔に神饌を供えて湯釜を沸かしておく。
準備が調ったころに出仕された宮司。祓え、祝詞奏上など神事を斎主する。
法貴寺集落を東西に通り抜ける街道は車の往来が激しい。
いやおうなしに宮司の背中を通っていく車に気をつけなければならない。
その道は郵便屋さんも走り抜けていく。
数年前に行われた川西のゴウシンさんには御簾や提灯もあったが、この年は見られない。
神事を終えるころに到着した里の女児巫女。
民家前に設えた湯釜に向かって御湯の作法をする。
始めに幣を振る。
その次に幣を湯に浸けてかき混ぜるような感じで湯釜の縁回りを回す。
笹束を受け取った巫女は鈴を持ってシャンシャンと鳴らしながら左に一周、次に右へ、そして左に一周するように回る。
次に洗い米を湯釜に投入して、塩、酒を注いで湯釜を清める。
御湯釜の禊祓いである。
本殿に向かって正面、左方、後方、右方への左回りに三度の一礼をする四方の神寄せのあとに笹を釜湯に浸けて前方に五回、側方に五回、後方に五回の湯飛ばしをする。
鈴・笹を持って左、右、左に舞って神楽舞をする。
参拝者に向かって鈴を大きく左右に振って祓いを終える。
御湯を終えれば使った笹束を大神宮に括りつけておく。
(H25. 7.16 EOS40D撮影)