Re: The history of "M&Y"

Team "M&Y" and "花鳥風月"
the soliloquy of the father
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2016年ジャパン・オープン レスキューの順位決定方法

2016-03-17 | RoboCup2016

ジャパンオープン2016が近いので、いろいろと情報がアップされています。

だから、ネタには事欠きません(笑)

 

タイトルにあるように、ジュニア・ジャパンのレスキュー技術委員のブログに順位決定について掲載されました。

 

レスキューラインは、3回の競技があり、1回目と2回目は同じコースで、どちらか良い成績と3回目の競技の合計で順位を決めるようです。まあ、ここのところ毎年同じですね。

まとめると

①1回目と2回目のコースが同じ
②1回目と2回目の競技の結果で良い方の成績
③3回目の競技の結果と②の合計で順位を決定

となると思います。

で・・・毎回書くことですが、なぜ、わざわざ、このようにするのか・・・理由が、よく判りません?

ジャパンオープン(日本大会)には4つのアリーナがあります。この4つのうち3つが競技用、1つが練習専用です。で、この競技用の3つのアリーナに全く同じコースを作成します。それがまず、面倒! (最近はタイルだから・・・それほど面倒ではないのかも・・・)

で、①ですが・・・その同じコースを使って2回の競技をやります。それで良い方の成績だけを採用します。これって、つまり、一回は失敗しても良いよ・・・ということになりますよね。

他の競技ならともかく、これはレスキュー競技です、一回でも失敗は許されません・・・じゃないの!?

例えば2つのチームがあります。

Aチーム:「僕らのロボットは3分の2の確率で満点(100点)が取れます。でも3分の1の確率で0点なんだ」

Bチーム:「僕らのロボットは満点は取れないけど、毎回確実に80点は取れるよ」

さて、この2チームのどちらが、レスキュー競技の勝者になるべきか・・・

3回の競技で、Aチームは100点、0点、100点でした。(予想通り、3分の2の確率で満点) 一方のBチームは80点、80点、80点でした。

このジャパンオープンの評価方法では、Aチームが200点で、Bチームは160点・・・Aチームの勝ちですね。

これで良いの!?

単純に3回の競技の合計得点が正しいのじゃないの!?

「点」だから、良く分からないけど「救助した人数」として表現したらどうでしょう。

Aチームのロボットは、「1回目の出動で100人を救助しました。しかし、2回目の出動では救助に失敗しました。3回目の出動で100人を救助しました。合計200人を救助しました。」

Bチームのロボットは、「1回目の出動で80人を救助しました。2回目の出動でも80人を救助しました。3回目の出動でも80人を救助しました。合計240人を救助しました。」

でも、1回目と2回目の出動のときには、どちらかで救助に失敗することは認められているんです・・・なの!?

上の例では、やっぱり240人を救助したほうが、レスキュー競技としては良い評価になるべきですよねぇ。(M&Y的には、3回競技をやるのなら、3回とも100人を助けらないとダメですが・・・)

 

で、せっかく、3つのアリーナがあるので、それぞれ別のコースにして、3回の競技で一周すれば良いでしょう・・・世界大会でもそのような競技運用をしています。

それを、何でわざわざ面倒な運営をするのか・・・不思議です。

 

それに比べて、レスキューメイズは単純明快です。

やっぱり3回の競技がありますが、毎回コースを変えます。

(アリーナが1つしかないので仕方が無いのもありますが・・・)

そして、3回の競技の合計得点で順位を評価します。

はい、これならスッキリ!

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CoSpace Rescue 2016 1.5 Competition Setup

2016-03-17 | Rescue Rules 2016

今回のお題は「競技の準備」です。

 

1.5.1 Primary Category
In the primary category, the ROBOT_1 and ROBOT_2 are virtual robots. Both WORLD_1 and WORLD_2 are virtual worlds.
1.5.2 Secondary Category
In the secondary category, the ROBOT_1 is real and ROBOT_2 is virtual. WORLD_1 is a real and WORLD_2 is a virtual.

A team must be able to program both real and virtual robots and establish communication between them in order to teleport from WORLD_1 (real) to WORLD_2 (virtual).  The use of real robots is not compulsory for regional competitions. The organising committee will decide the competition format.

1.5.1 プライマリでは、ROBOT_1とROBOT_2は仮想ロボットです。WORLD_1とWORLD_2は仮想世界です。
1.5.2 セカンダリでは、ROBOT_1は現実ロボットで、ROBOT_2は仮想ロボットです。そしてWORLD_1は現実で、WORLD_2は仮想です。
チームは現実と仮想の両方のロボットのプログラムをします。また、WORLD_1(現実世界)からWORLD_2(仮想世界)への転移(テレポート)ができるように適切な通信を行います。現実のロボットの使用は世界大会以外では必須ではありません。運営者が大会での競技を構成します。

 

こんな感じでしょうかねぇ。

 

1.5.1がプライマリの説明です。赤い部分が無いのですが、最後の単語が変更になっています。

virtual environments ⇒ virtual worlds.

はい、この表現の方が正しいと思います。

1.5.2がセカンダリの説明です。プライマリ側は、world に修正したのに、セカンダリ側は表現を省略してしまっているのが・・・なんだか美しくありません。

最後に、セカンダリの現実のロボットの競技について、世界大会以外での競技は必須では無い、という説明が加えられました。まあ、実機をやりたいのであれば、世界大会に参加するか、シンガポールオープンに参加するしかありません。(笑) でも、こういうところを明確にするのは良いですね。

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