10月1日はカキフライを食べることにしている。銀座6丁目、電通通の裏の「とんき」でカキフライが始まるからだ。また偲ぶ日でもある。とんきでは、カキフライがある時期はカキフライ、無い時期はしょうが焼きが主であった。(その他はアジフライかヒレカツをたまに食べるくらいだった)カキフライは大ぶりで衣が厚く、ラードで揚げてある力強いもの。豚汁も美味しく、熱い。キャベツはてんこ盛りという豪快な定食である。<o:p></o:p>
今回は、梅田の阪急三番街のRONでしょうが焼きとカキフライで食べた。カキフライ3個は凡庸。しょうが焼きは三枚肉で懐かしい味。早稲田のオトボケのような定食屋のお味だ。ぱ*らんてはロースをかりかりにし、玉ねぎと濃い味のタレを絡めたレストランの店屋のお味だ。北のいとうはロースをやんわり焼いたとんかつ屋のお味だろう。しょうが焼きは多様で楽しい。ここのお味噌汁も美味しい。惜しむらくはお新香がない。1,080円です。場所柄妥当なお値段で長蛇の列です。<o:p></o:p>