稲刈りと稲藁干しを描きたいと思って洛西へふらふらとパスハンター(自転車)で。前日のテニスの筋肉痛で速度がいまひとつ。それにしても暑い。先ずは食事だと思い長岡天神駅前の「洋食屋 AKIRA」へ。スイミングスクールの横にあります。口開けですがカウンターへ。奥のカウンターの奥の席の前には洋酒が一杯でその奥のグリルが見えない。炭焼き(グリル)のハンバーグ(一般的なフライパンでなく(遠)赤外線と熱でで脂が落ちるように格子と炭で焼く、その後オーブンで仕上げ)炭焼きハンバーグをドゥミグラス・ソースのセットで。スープは凡庸、上品なポタージュ。サラダはトス・サラダ(主に千切りキャベツ)に玉ねぎ薄切りと醤油ドレッシングで普通。ハンバーグはつけあわせが紡錘形のマッシュと温泉玉子(違和感が)で。切ってもジュースは出ないが、みっしり詰まった密度とあわせ素晴らしく肉の旨味が楽しめる。ドゥミグラス・ソースも秀逸で粘りと苦味が先行するがフォンの厚み、野菜の甘さ、響かせる塩がだんだんと感じられる。これは美味しい。なぜか付け合わされる冷たい温泉玉子(そのままでも美味しいとのサーヴですが)の黄身をあわせても楽しめる。ごはんも柔らかめだが美味しい。洋食屋ではなくフレンチに近い。洋食ならもっとくだけたほうが良い。値段(1,350円)やコースのお奨めを見ると、洋食でなく肉のグリルとの位置づけが良かろうと思う。感嘆するお味なのだが、値段も京都の都心のようだ。いっそ、利便性から京都の真ん中でもと思う。<o:p></o:p>
お腹がくちくなり、ほのぼのスケッチのポイントを探すがいまひとつであった。やはり遠景まで鄙びている嵯峨野の奥の方が良いかもしれない。絵というのは、描く気がわかないとどうにもならない。<o:p></o:p>