都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

京都国際マンガミュージアム

2009-10-25 18:24:55 | 京都

 御池フェスタがあり、無料なので行ってみる。(通常は500円)コスプレのスタッフがいて秋葉原のようで面白い。メイド喫茶もあればより一層面白いのだが。手塚治の火の鳥のモニュメントもあり、宇治の鳳凰堂もこんなのだったのかと想う。この施設は京都精華大学と京都市のPPPPublic Private Partnership公民共同)プロジェクトとある。施設内容はマンガが読める有料図書館のようだ。(マンガの壁:総延長140mとある)確かに現物を置くのは良いが、中古漫画の売場を思い浮かべた。なお、建物の制約もあってか、凝ったマンガが少ない。地下に収納庫(閉架式か閲覧できない)があるが、できれば国会図書館のように電子ファイル(国会図書館には漫画も所蔵しているが著作権の課題があると聞く)し、館内で見られるようにすれば良い。<o:p></o:p>

 検索システムは画面タッチのアイウエオで検索能力が低い。QWERTYのキーボードと検索条件くらいは欲しい。(曖昧検索か画像イメージ(四畳半と入れたら 男おいどん、ビンボー生活 等、「おもいこんだら」と入れたら巨人の星がでるとか)の検索とデータベース整備が欲しい。<o:p></o:p>

 一階の企画展の昔のマンガコーナーは驚いた。「汽車旅行」の復刻版で大城のぼるは驚いた。1941年にこれほどデッサンのできた、物語の書ける作家がいたとは。タンクタンクローやノラクロなど当時の本は触れるだけでも楽しめる。(殆ど手に取る方はいなかったが)さらに企画展の「四コマ漫画」は楽しめた。惜しむらくは他に誰もいなかった。<o:p></o:p>

 さらに機能と集積を願いたい。思いのほか原画や作家資料が少ない。もともと龍池小学校であったので制約もあろう。なお、建物は昔の木造の床、階段室の手すり(人砥仕上)など歴史と趣きがある。昔の校庭もあり将来的には拡張も可能(地下利用も含めて)だろうから、廃止になった「メディアセンター」の機能を東京でなく京都で拡充して欲しい。明治大学も秋葉原近くの立地を生かしフィギュアも絡めてミュージアムを検討しているという。京都ではミステリーや京都舞台のファンタジーも多い。「もちぐま」と「モルホー」でもっと盛り上げよう。<o:p></o:p>

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