「ミシュラン大阪京都を見ると三ツ星は行き着けの店ばかりだ」と言いたいものだ。<o:p></o:p>
若いうちに美味しいものを食べておくのは経験と舌の鍛錬にとても良いと思う。そのうちあれを食べるなと医者に言われたり、お仕事で食べるようになってもどうだろうか。<o:p></o:p>
今回、ミシュランが出たので、敷居が高い京都のお店も入り易くなると思われる。(掲載されたというのは一般に広く来て貰いたいということだろうから)<o:p></o:p>
これを機会に、若いうちに、身銭で素敵な方と「自腹」で食べるのが良い。想い出は永く残る。今なら節約すれば、そのお金で楽しめるお店も多い。但し、若輩で相応のお店に行くなら、マナーズは事前にしっかり学ぼう。堂々と予約をとろう。ドレスもしっかりと。見られるのは靴なので磨こう。そして楽しくエスコートを。気楽ではないが楽しいはずだ。そうすると肩にとまった味の妖精がお味を良く教えてくれる。まずは割烹からが良いだろう。<o:p></o:p>
驚くべき味、絵、音楽など、とっつきは「なんじゃいな」というものだが、馴染みながら世界を学んでいく。<o:p></o:p>
お店で本当に味わっている方は静かだ。音楽に身をまかせているのに似ている。決して、薀蓄を披露したり、常連だとひけちらかしたり、高歌放吟の恥を晒したりしない。緊張している場合はお酒は控えめに、翌日の朝が怖い。(きゃっと叫んでろくろ首:吉行淳之介 となります)<o:p></o:p>
ミシュランをお題目にすると、一つ星から順番にお味の出会いと社会勉強ができる。<o:p></o:p>