7月の頭の土日、街のあちこちでカウンターの交通量計測が。どうやら、四条通り(南北)をトランジット・モールにして歩道の拡幅と通過自動車の排除の場合、その周辺の交通量の変化や対策の立案のためのようだ。<o:p></o:p>
通過交通の排除の仕掛けは必要だ。東西が通行禁止となると、南北の通りで四条通りを渡る車が増加する。また東西の通りでは、四条通りの代替として「通り抜け」が増加の懸念がある。対策として、中心の田の字地区では、居住者・就業者・サービス車両に通行を限定し、田の字地区の外周部にに駐車場(御池の地下 等)の活用などの大胆な施設活用とソフトの方策が必要だ。次に、歩道の整備(歩道が殆ど整備されていない)、電柱の地中化、交差点の舗装変更(ピンコロ石など、三条の御池から西に事例がある)、バンプ・ハンプの設置など、細かいデザインが必要だ。<o:p></o:p>
次に商業や観光の対応だ。今でも、土日になると大丸百貨店の東側の東洞院通、北側の錦通など、駐車場からの出庫の車が多い上、信号待ちや駐車の車が並んで夏は熱いし、歩行者や買い物客、ベビーバギーも多いため人・車・自転車が混沌となっている。<o:p></o:p>
観光への対応について、修学旅行生の泊まるホテル・旅館は今でも、御池や烏丸通に大型バスを停めているが、この受け入れや歩行ルートも課題だ。方策として幹線街路(御池・烏丸通 等)に大型バスの駐車場を整備し、要所に傘や荷物の置ける東屋のようなものを作ってはどうだろうか。<o:p></o:p>
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京都の街路は狭いがそれだけに風情がある。自動車利用から歩いて、自転車で楽しめる街に転換の時期だ。あわせて美観・景観・安全の向上により、楽しく、ゆったり、気分良く楽しめる街をつくる。<o:p></o:p>
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