都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

物語 食の文化(北岡正三):まとまっている辞典

2011-08-30 05:23:05 | 趣味

 ためになる辞典のような内容だ。例えば;<o:p></o:p>

・蕎麦は蒸篭があるため、菓子屋の副業であったが、独立し、味噌味から醤油の普及で醤油味に<o:p></o:p>

・牡蠣舟は広島の業者が大坂の土佐堀、横堀、道頓堀にかき船を仕立てた<o:p></o:p>

・欧米の料理には砂糖を使わないが、デザートには使う、日本は料理に使うが、デザートは無かった、菓子は間食でお茶請け→染みてるお味は日本独自か<o:p></o:p>

・塩分濃度と目安:芝煮、沢煮、含め煮、煮浸し、煮染め、うま煮、すっぽん煮、寒露煮、加羅煮(伽羅煮か?)で1/180から1/30の濃度と濃くなる。(塩分濃度は人体で0.9%、海水3.5%から考えると、味付けは芝煮で人体より薄く、煮浸しで同じ程度、加羅煮で海水程度までになる)<o:p></o:p>

・関西と関東の嗜好 たぬきが関西ではそばに油揚げとあるのは間違いで主に大阪、京都ではきつねうどんの餡かけ<o:p></o:p>

・食べ物のテクスチャの擬音と日本の粘り志向は面白い観点<o:p></o:p>

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 一読をお薦めします<o:p></o:p>

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コメント
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