都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

鶴のす(堂島):カキフライは郷愁の味

2012-02-20 06:04:22 | 食べ歩き

 東京から大阪に就職した頃、堂島のこの場所には早稲田松竹と同じような大毎地下劇場や毎日新聞ホールがあり、時々映画を見ていた。秋葉原にあった石丸電気の輸入盤レコード売場のようなワルツ堂もあった。鶴のすも当時からあった。大阪ならではのネスパのコロッペットや菱富の枕みたいなオムレツを食べたのを覚えている。セピア色の思い出の風景だ。<o:p></o:p>

 カキフライは920円でご飯と小さなボルシチが付く。カキフライは5個で大小様々だが、衣をぎゅうぎゅうつけたのか平たくなっている。揚げ時間が長く、衣はまるでせんべいのように固く、中も火の通りが十分すぎるくらい。レモンと薄いマヨネーズで食べるが、昔食べたような「懐かしい味」としか言えない。<o:p></o:p>

 ボルシチは緑褐色で野菜はくたくた。スープに旨味がない。これが本来のボルシチなのかも知れないが、たいめいけんの50円のボルシチと比較してもどうもとしか言えない。<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

時計が止まったようなお味だ。鶴のすとはロシア語起源なのだろうか<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする