都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

儀式(パトリシア・コーンウエル):MITが舞台で懐かしい、新しい建物が多い

2015-03-23 05:39:27 | 趣味

 ベストセラーのシリーズ。ベルモントのMclean Hosspital(近くに1年住んでいた、78Grant Ave.だ)から、MITに舞台が移る。訳は慣れているはずなのに下訳をそのままみたいで舞台転換も分からない。しかも姪の「おばさん」やはずっぱな言葉だけがうわ滑っている。こんな訳で良いのだろうか?原著を読んだ方が楽しめる。

 位置関係の情報も不足でSomervilleのSomerville Ave.からPark St..、そして主人公の居宅のあるBeacon St..の説明もなく面白みがない。ボストン都市圏には低所得者向けアパート(Low Income Housing)がまだら状にあるのは、昔のオフィス開発負担のLinkage政策にも原因がある( http://housingtrustfundproject.org/boston-linkage-fee-for-large-scale-developments-produces-jobs-and-housing/ )このあたりが分かっていないのではないか。

 MITの近くに鉄道線があったのは知っているが、サーカスが来ていたのは寡聞にして聞かなかった。また、MIT西半分での殺人事件もありうる立地だがヘリコプターの着地は無理では。近くのアアルト設計の寮生などが押し掛ける。

 この6月に25th ReuionがありSloanの面々と会うつもりだ。

コメント
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