新しいランドナーは諦めた。5台の自転車で充分だ。ランドナーの手入れの時間がないのと700Cでホイール管理をするのと、山道を走るのでも28Cで充分だ。その割にルネ・エルス・パターンのチェンリング165㎜を狙っている。
論文も5本目が出せ、株も上がり、自分へのご褒美という流行にのっている。大嫌いなトリクル・ダウンになるだろうか。
古典的ランドナーを組ませたら日本随一の自転車のお店。パス・ハンターとスポルティーフの塗り替え、芯出し、整備、組替を依頼。先ずは、パス・ハンターから。1,2か月で完了予定。次はスポルティーフだ。
テニスの後、土曜の午後に訪問。とにかく盛り上がる。先ずはチェンリングCITI’sのストロングライト57パターンで話す。お互い、同世代であり歴史や部品に話が深い。自転車への愛情を感じる。部品はリア・ディレーラ―でCompagnolo ヌーボーにロング・ゲージをつけたラリーもどきが欲しいだの、126㎜のハブ(発売予定)にマヴィックのアノダイズド・リムが欲しいだの、サンツアーのパワー・ラチェットのサム・シフターが欲しいだの、わがままを言いまくる。
当方の整備をお褒め頂いた。テフロン加工のチェンジ・ワイヤーを長めに残したのはなぜかという鋭い質問に、「初めて使ってみたから、伸びたとき引っ張りやすいように」と答えると、「締める箇所はテフロンを剥がないと滑る」との指摘があった。ためになるなぁ。
フレームの修正も的確で火を入れるよりも、滑らか削りなどの提案はありがたい。アウター受けの加工やヘッド・セット交換、アジャスター挿入など小技も多い。
ホイールも組替1台あたり20万円くらいはかかりそうだ。高いと言えば高いが、専門性と手間を考えると妥当だ。最近、目も見えないため細かいこともできないし、ホイールを編むのも忘れたし、大体時間がない。
オーディオの吉田苑のOberonといい、専門性があり、好みを理解していただけるショップはありがたい。