穴子は好きで食べ歩いた。関西は砂の焼き穴子など、東京の煮穴子と違う。握りずしより、散らし寿司に使うからだろうか。
老舗のこの店に穴子丼(1.5人前 1,250円)があると聞いて早速訪問。口開けの客となる。粕汁を選び「大」にする。
穴子はめそみたいな小さいのが6匹くらい。好きな尾っぽが多く嬉しい。しかし、身が痩せて、皮の匂いがあり、タレも煮詰めのコクがない。柔らかいが、うまさもない。ご飯は多く、タレが多め。結構塩っぱさが残る。
粕汁は大根、人参、竹輪が入り具沢山だが出汁が薄い。香の物も櫻大根とタクワンで化学調味料を感じた。
手練の技があるが、きりっとした旨味が欲しい